教育[725]

曖昧な言葉を具体的に伝える!子どもとのコミュニケーションのコツ

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執筆者:立石 美津子
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子どもがひらがなの「よ」をこのように書きました。「もっとお手本をよく見て丁寧に書きなさい」と注意したくなる先生・・・

でも子どもの目から見ると結びの部分は単なる〇(まる)どんな形の丸なのか細かい部分まで目が行きません。だからグルッと書いてしまいます。
 
「“よ”はリボン結びにするのよ」とする教え方もあります。でも、実際、リボンを結んだ形を目にしている子は何人いるでしょう。先生は当然わかるだろうとかけた「リボン結び」という指導用語ですが全員が全員イメージできる訳ではありません。
 
最もわかり易く、直ぐに書けるようになる教え方
 
先生「お玉って知ってる?カレーライスやお味噌汁をよそう時に使うもの、おうちにある人ー!」
 
子ども「ある、ある」
 
先生「“よ”のここはお玉を書けばいいのよ、でもおうちにあるような小さなお玉ではなくて、幼稚園の給食室にあるような大きなお玉を書いてね」と言います。

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