趣味は何ですか?・・・との問いに、映画鑑賞と答える人も多いのではないでしょうか。今ではレンタルDVDで映画を借りてきて自宅で鑑賞もできますが、やはり映画館で見る映画は迫力があって素晴らしいものですよね。
同じ映画を自宅のテレビ画面で見るのと、大迫力の大きな映画館の画面で見るのとは全然違うものです。
そんな映画館ですが、子供を連れて行くのは何歳ころがいいのでしょうか。
映画館によって対応は異なりますが、大きな映画館のホームページを見ても料金が発生するのが3歳以上となっており、入場するにあたって規制はないものの「配慮をしてほしい」というスタンスのようです。
実際に赤ちゃんとまでは言えないものの、3歳未満の子供さんを連れて映画館にきているお母さんやお父さんも見かけます。 アニメ映画ならまだしも、普通の映画ですと時間が長い場合もありますし、話の内容が理解できない子供は飽きてしまうものです。
始めのうちはスヤスヤと寝ていても、途中で泣きだしたり、椅子の上で動いたり寝そべったりなどの光景も時には見られるものです。
前項で述べたケースは「親が見たい映画に子供を同行させる」というものです。 それとは違い、実際に「子供自身が映画を見たい」と言ったケースに映画館に連れていくことがあります。
しかし、初めて映画館に連れていく親の心配としては「最後まで見ていられるか?」「途中で飽きないか」ということです。 子供が集中して映画を見るためには、まずは「子供の好きな映画であるかどうか」というところがポイントとなります。
普段、自宅で見ているアニメものであったり、子供が理解しやすい話の内容、または放映時間であることが望ましいでしょう。映画の時間が長すぎて話の内容が理解できないと、子供はすぐに飽きてしまうので、言葉を理解できる年齢に行くようにしたいものです。
4歳~5歳くらいには、テレビで放送しているアニメの内容も理解できるので、このくらいの時には連れていってもいいかもしれませんね。
もちろんですが、映画館は自宅とは違います。周囲にたくさんのお客さんがいて、同様にお金を払って同じ画面を見ています。映画が始まったら「騒がずに周囲の人の迷惑にならないように映画を見る」ということを子供に事前に話しておきます。
混んでいる場合は、隣や前に他の人が座っているので、前の席を蹴ったり、自分の席でどんどん座ったりジャンプしたりなど、周囲の人が不快と思うような行為をさせないよに事前に話しておきたいものですね。
しかし、話したと言っても実際に飽きてしまった、おしゃべりをしてしまうこともあるでしょう。そういった時は、無理をさせずに退席して一度劇場の外の空気を吸うようにするといいかもしれません。またトイレに途中で行きたくなることもあるので、座席選びには配慮が必要です。
よほど混んでいる映画ならともかく、できれば通路側の席や入口に近い席を選んでおきましょう。また、席の1番前は首が疲れてしまって子供が見るのを嫌がることもあるので、目線に合うような席を選んで、子供が快適に映画を楽しめるような配慮をするのもいいですね。