教育[725]

赤ちゃんと楽しむコミュニケーション【アイコンタクトと語りかけ】

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執筆者:吉中 みちる

赤ちゃんは生まれた時から、ちゃんと周りが見えているって皆さんご存知ですよね?

大人のように広い視野ではっきり遠くまで見える視力はありませんが、おっぱいを飲みながら、ママのお顔が見えるくらいの視力はちゃんと持ち合わせて生まれてくるんですよ。

人間ってコミュニケーションをとるためにちゃんと準備がととのって生まれてくるんだな~と感心してしまいます。

赤ちゃんとのコミュニケーション方法

では、まだおしゃべりの出来ない赤ちゃんとどうやってコミュニケーションを取ったらいいのでしょうか?

お座りができる前のねんねの赤ちゃんにおすすめなのが「アイコンタクト」です。アイコンタクトはただ、じっと赤ちゃんを見つめ続けるのではありませんよ。

日々の育児の中で赤ちゃんとお目めがあったら、ママはにっこりほほ笑んだり話しかけたりしてみるといいんですね。それが赤ちゃんとやってほしい「アイコンタクト」です。


また、「語りかけ育児」とよく言われるようにおしゃべりができない赤ちゃんにも、たくさん語りかけることが大切です。

ただ、一方的にママがしゃべり続けても赤ちゃんとコミュニケーションを取っている実感がわきませんよね。それは「語りかけ」ではなくて、ママの独り言になってしまいます。

オススメの語りかけ方法 

赤ちゃんへの語りかけにもいくつかお勧めがあります。

例えば赤ちゃんのお顔のパーツをやさしく触りながら、

「○○ちゃんのほっぺだね。○○ちゃんのこれはお鼻だよ。かわいいお口はここね」

という感じで語りかける方法。

また、赤ちゃんから音遊びのような声が発せられるようになったら、それに、ママはちゃんとお返事をしてあげると良いですね。

そのお返事の仕方もお勧めがあります。

一つは、赤ちゃんの音声をそのままママが真似ることです。

赤ちゃんが、「あーうー」という音を出してくれたら、

ママもそれに続いて、「あーうーなの」「あーうーだね」というようにお返事をする。

2つ目は赤ちゃんの音声に意味づけをしてお返事をしてあげることです。

例えば赤ちゃんが、「だっだぁ~」とおしゃべりしてたら、

「そうね~そろそろお出かけしようか」など、大人が自由に意味づけをしてお返事をしてあげると良いですね。

最後に 

こうした日々の繰り返しから、赤ちゃんは自分が音を発するとママが相手をしてくれるということを学び、声を出した後、相手の反応を待つようなそぶりが見られるようになります。

言葉のキャッチボールの練習ですね。

ねんねの頃にこんなベースがあると、お座りできる頃からのベビーサイン育児がとてもスムーズになりますよ。

是非やってみてくださいね。

今後、ベビーサインについてや、方法など、多くのお母様方に喜んでいただけるよう紹介してまいります。

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