教育[725]

【絵本のチカラ】子どもの言葉遣いと親の家での会話

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執筆者:立石 美津子
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ついつい、こんな言葉を子どもの前で口にしていません?

「これ超可愛い」
「超美味しい」
「ぶっちゃけ、驚いた」
「むかつく」「やばい」「まじ」
「っていうかあ・・・」「私的には・・・」「やつ」
「はやく、立っちしなさい」「お母さん指」などの幼児語
 
さらに上級編ですが、次のように誤って使っている親もいます。
 
   「全然、美味しい」
   「凄い 綺麗」
 
どこがおかしいかわからない人は要注意です。「全然」は否定形に付く副詞です。「全然、おいしくない」「全然、痛くない」は誤りではありません。しかし「全然、大丈夫」「全然、きれい」は間違いです。
 
「すごい」は「凄」という漢字「にすいにつま」だから語源は「おぞましい」「おどろおどろしい」の意です。ですから「凄くまずい」「凄く汚い」はいいのですが「凄く綺麗」「凄く美味しい」は使い方として誤りです。

また「美味しい食べ物」「美しい人」と「~い」の形容詞は名詞につきます。ですから「凄い汚い」は誤りで「凄く汚い」と副詞的に使うか、もしくは「凄い犬の糞が落ちていた」が正しい使い方です。
 
また、わが子に対して「お弁当を作ってあげました」と「あげました」と使っている人、他人の子どもならまだしも、身内に使う言葉ではありません。

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教育総合ランキング2024/04/28 更新

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