教育[725]

ペットが子育てに与える良い影響とは?

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執筆者:門衛 教育運営チーム

犬や猫などの動物。 見ていると、とても癒されますよね。

動物の愛くるしい姿は、人間の心をとても温かくしてくれるものです。また、ペットを飼っている家庭では、動物は家族同然とも言える存在ですよね。

今回はペットが子育てにもたらす良い影響を考えてみたいと思います。

●子供の遊び相手になってくれる

少子化が進んでいる現代では、両親に子供という核家族が多くなってきています。兄弟のいない一人っ子の家庭も多いでしょう。 そんな一人っ子の家庭にこそ、犬や猫などのペットを飼育するのはお勧めとも言えます。

犬や猫は、いつも子供のそばにいてくれます。 特に子育て中において赤ちゃんの頃は、自分から動くことができず暇な一日を過ごしてしまうもの。

でも、そんな時にペットが赤ちゃんの近くにいてくれるとどうでしょう。 赤ちゃんはペットと触れ合って、良い遊び相手となってくれます。 そんなペットの姿を見ると、赤ちゃんも自然に笑顔でいることが多いみたいですね。

時には一緒に寄り添って昼寝をしたり、まるで兄弟のように過ごすことができます。

もし、赤ちゃんが生まれる前からペットを飼っていた場合は、ペットが生まれた赤ちゃんに対してまるで自分の子供のように接してくれる場合もあります。 ペットの母性本能が働くこともあるのです。

●免疫が高まる?!

でも、中には「赤ちゃんや子供にとって衛生的な面は大丈夫?」と疑問に思う人が多いかもしれませんね。

赤ちゃんの時って、やたら菌に関して心配してしまうものです。 抗菌グッズなどを買って「菌を赤ちゃんに寄せ付けないように!」と赤ちゃんから切り離して考えてしまいます。

そのため、赤ちゃんや幼少の時は、ペットを飼わないようにしようと決めている家庭も多いでしょう。

しかし、実はペットを飼っている家庭とそうでない家庭を比較すると、ペットと暮らす家庭で育つ子供の方が免疫力が高くなるというデータもあるのです。 あまりにも無菌状態よりも適度に菌のある生活の方が免疫が高まり病気になりにくいです。 常に菌のない状態にいる子供では、ちょっとしたウイルスにも弱く、すぐ病気になってしまうようです。

ただ、ペットを飼う上では抜け毛対策やトイレのしつけをしっかりとすること、ペットのグッズをこまめに洗濯するなど、最低限の衛生を保つようにしましょう。

●社会性が早く身につく

このように赤ちゃんの時期からペットと一緒に育つと、犬を飼っている家庭であれば、一緒に散歩に行ける日がやってきます。 毎日のように一緒に散歩に行く事で健康にもなると同時に、社会性も身につきます。

犬を散歩していると、同様に愛犬家の人と話をする機会が増えます。 犬を通じて、周囲の人との交流を持てたりするのです。

●動物をかわいがることで優しい気持ちが生まれる

ある程度の年齢になると、ペットのお世話をすることができるようになるでしょう。 散歩を始め、ペットの毎日のブラッシング、トイレの世話など子供と一緒に行うことで動物に対しての優しさが生まれます。

また、ペットを通して家族の会話も増えます。 ペットがいることで、子供が自分の部屋よりもリビングを好むため、家族とのコミュニケーションを深くし、親との関係も良好になるとも言えます。 

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教育総合ランキング2024/11/27 更新

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