子供が生まれて、言葉を話すようになった時、 両親のことを何と呼ばせようとするかは迷いますよね。
それぞれの家庭の事情で呼ばせ方は大きく変わっているようです。
約半分ほどの家庭では「お父さん・お母さん」というような 古くからある呼び方のようです。
なぜその呼ばせ方が人気があるかというと、保護者の方が 自分の親をどう呼んでいたかに関係してくるようですね。
多くの保護者の方は、小さい時に「お父さん・お母さん」が 多かったのではないでしょうか? そういう呼び方で育った家庭の子供は、お父さん、お母さん派が多いかもしれません。
なんと、「お父さん・お母さん」の次に多い呼ばせ方が、 「パパ・ママ」です。
約4割ほどの家庭でこの呼ばせ方をしているとのこと。 しかし、この場合でも他人の前では「お父さん・お母さん」と呼ばせている ケースもあるようです。
気になるのは、残りの少数派。 いったいどんな呼ばせ方があるのでしょうか?
なんと、名前に「ちゃん」付で親を呼ぶという家庭もあるようです。 昔と違って時代は変化してきましたね。
しかし、この親の呼び方も子供の年齢とともに変わってくる場合もあるようです。 男の子なんかだと、ある程度の年になると「おやじ・おふくろ」なんていう 呼び方に変化するみたいですね。 思春期くらいの時に、周囲の友達が自分と同じ呼び方ではないことに違和感を感じ、 呼び方を急に変えるなんていうこともあるようですね。
ただし、なかなか呼び方を変えることができなくて、 「パパ・ママ」と言っている人達もいます。
一方、親が子供を呼ぶ場合に「ちゃん」をつけて呼んでいる場合もあるようです。 これについても各家庭の考え方なのでしょうが、幼児の頃から一貫して大人になっても 「ちゃん」づけで呼んでいる場合も見られ、なんとなく「ん?」と思ってしまうことも ありますよね。 小さい時は「○○ちゃん」でもよかったものが、30歳くらいになっても「○○ちゃん」という親御さんもいて、中には「なかなか癖が抜けずに困っている」という方も多いようです。
子供は大きくなるんだということを考えて、小さいうちから呼び方を定着 させておくのも、後から変えずに済んでいいとも言えますね。
祖父母の呼ばせ方は一昔前ならば「おじいちゃん・おばあちゃん」がメインでしたが、 今は色んな呼び方がありますね。 「じいじ・ばあば」「じいさん・ばあさん」を始め、何と言っても面白いのが 名前で呼ばせること。
実は私の周囲の人でもいますが「おばあちゃんって言われるのがイヤだから名前で呼んで」と 小さなころから名前で呼ばせている女性がいました。
名前の呼ばせ方も時代と共に変化してきているんだと実感させられる出来事です。
ただ、名前の呼び方って、急には変えるのが難しいですよね。 物心ついた時に「パパ・ママ」と呼んでいたのに、 高校生くらいに「お父さん・お母さん」って変えるのが難しいということもあります。
夫婦二人で話し合って、どういう呼ばせ方がシックリくるかということ将来のことも見据えて呼ばせるようにするのもいいかもしれませんね。
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