教育[725]

ママ友付き合いって必要?

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執筆者:門衛 教育運営チーム

テレビやインターネットでも悩みが多く取り上げられている、ママ友とのお付き合い。

子どもができるまでは、他人事の内容だと思っていましたが、いざ子どもができると無視できないのも事実です。 ママ友とのお付き合いが面倒だと思う人も、正直多いでしょう。

いつからママ友とのお付き合いが面倒になってしまったのでしょうか。

1番最初にママ友になれた人とは、出産病院で入院している部屋が相部屋だった人達というケースが多いようです。

個室の病院だった方はママ友はできなかったかもしれませんが、病院で相部屋だった赤ちゃんは出産日も近いはずなので1番身近なママ友になれたはずです。 このママ友付き合いは、苦痛だったでしょうか? 多くの方はこの病院で知り合った方とのママ友付き合いは苦痛ではなかったのではないでしょうか?

この時期のママ友は、自分の意志で付き合いを続けている相手だからです。 一人目の赤ちゃんが生まれたばかりでは、子育ての相談をしたりする相手はそんなにいないかったですよね。

以前までの友人は、子どもがいなかったり、仕事がメインの生活をしている友人が多いからです。

しかし子どもが幼稚園や保育園に通うようになると、子どもの付き合いから必要になってママ友付き合いが始まります。

子どもの遊び相手としてお付き合いをするうちに、ママ友としてお付き合いすることになることもあるのです。 この場合は自分で相手を選んでいるわけではなく、子ども発信での人間関係になります。

極端に言うと、自分の人間関係ではないということです。 ママ友との付き合いは正直面倒だな、と思ってしまうかもしれませんが、それが当たり前なのかもしれません。

ママ友の中には、子ども同士はとても仲良しでもママ友同士では相性が合わないこともあるかもしれません。 子どものために、と思って多少無理をしてでも仲良くしなくては、と無理をしてしまっているかもしれませんね。

長い付き合いになる友人は、家に呼ぶこともありますよね。 しかしそれは今までの人間関係があったからこそ、信頼関係ができています。 結婚前からの友人なら学生時代に部活を一緒に頑張った思い出や、仕事で辛いことを乗り越えた経験があるでしょう。 人間が信頼関係を築くには、時間も必要ということですね。

子ども同士は保育園や幼稚園で一緒に遊んでいる時間が長いので、仲良くなるのも納得です。

しかしお迎えに来ただけのママ同士では、せいぜい挨拶程度でしょうか。 子どもと同じようにお付き合いをするのは、そもそも無理がありそうですね。 ママ友同士のお付き合いは、面倒くさくて普通なのです。

とは言っても、だからと言ってママ友と一切の付き合いをしないというわけにはいきません。 ある程度は割り切ってお付き合いをしましょうね。

最初は面倒なお付き合いだったとしても、何年かお付き合いをしていくなかで、本当に仲が良くなる場合もあります。

何人も何人も長いお付き合いのできるお友達ができるわけではありませんが、ママ友も出会いの場になることは事実です。 最初の人間関係はいつでもそうですね。 学校が同じだった、部活が同じだったことによって、話をし始めた。 仕事でチームが一緒だったから、仕事をしているうちに自然になかよくなった。

なにかキッカケにして、時間を共有することで仲が縮まっていきます。

子どもが生まれたことにより、周りの環境はこれからもどんどん変化していきます。 生活の中心が子どもになっていくと、人間関係も子ども周りの人が多くなっていくものです。

今までは出逢わなかったタイプの人と付き合わなくてはいけない場合もあります。 そんなときは、自分への新たな試練だと思って、成長のチャンスだと思いましょう。 嫌だな、と思う人のいい所を探してみるのも効果的ですよ。

ママ友だと思うと、ついつい子どもの人間関係まで考えてしまいがちです。 このママに嫌われたて子どもがいじめられたらどうしようとか、ママ友会に行かなくて子どもの友達が減ってしまうかも、などです。 子どものことを1番に考えているお母さんだからこそ、気になってしまうことかもしれませんね。

自分だけの人間関係なら、そんなに気をつかわないはずです。 ママ友でも同じでいいのではないでしょうか。 それで仲良くしてくれないような友達は、子どもにとってもいい友達と言えないのではないでしょうか。

本当にいい人間関係の中で過ごしたいのであれば、自分でいい人間関係を作っていくべきです。 周りに流されず、子どもにとってもお母さんにとってもいい環境を作っていってくださいね!

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