子どもが家の中でみせる顔と、外でみせる顔が違うときがあります。 お友達と接しているときの姿をみたりするとビックリすることもありますね。
成長していて喜ばしい事もあれば、家では見せないワガママな対応をしていたりしてガッカリすることもあると思います。 どこでこんな言葉使いを覚えたのだろう?とビックリすることもあるかもしれませんが、そんなときはまず自分の行動をまず振り返ってみてください。
子どもは、1番身近な存在であるお母さんがとても大好きです。 お母さんの事を常に見ています。 そんなこと、お母さんだってわかっていることでしょう。 子どもと接するときは、言葉使いも行動もお手本になれるように!と気を使っていると思います。 きっと多くのお母さんがそうしています。 でも、それだけで本当に大丈夫でしょうか?
子どもが見ているお母さんの姿は、子どもとお母さんの2人のときだけではないということです。 お母さんもいろいろな顔を持っているはずです。 子どものお母さんをしている瞬間があれば、子どもの担任の先生と話をする時の姿もあり、お仕事をしているときの顔もあるはずです。 それぞれ相手との関係性もあり、上下関係もあるでしょうから接し方は微妙に違ってきますね。
お子さんはその時のお母さんの顔も見ています。 でもそれらは全て「お母さんの外の顔」であるはずです。 そのため1番注意してほしいのが、旦那さんと接しているときのお母さんの姿なのです。 家の中で接する1番身近な人物である旦那さんへは、お母さんの本音が出ています。
子どもが聞いていないと思っても、意外と子どもは聞いているものです。 向こうの部屋で遊んでるから大丈夫だわ、と油断しないでください。 旦那さんと接しているときに、言葉使いがきたなくなっていませんか? 旦那さんを見下しているような接し方をしていませんか? そんな状況で毎日過ごしていすと、外でもお母さんの真似をしたような口調が出てしまうのです。
特に女の子は要注意かもしれませんね。 子どもにとっては、お母さんが正義でお母さんの言うことが全て。 悪気があって、真似をしているわけではありません。 よく長年一緒にいる夫婦は顔が似てくるという話がありますが、その理由は同じ物を食べたり、同じ感情を共にしているからと考えられます。 同じ物を食べ続けることにより、同じ食物のエネルギーを摂取します。
一緒に喜んだり泣いたりすることで同じ様に顔の筋肉をつかい、顔つきが似てきます。 共に同じ時間を過ごすということは、子どもでも同じこと。 親子だから似ていると一概には言い切れません。 同じように過ごしているから似てくる、という考え方もできるのです。
世の中には言霊という言葉もありますが、いつも耳にする言葉は子どもにとってだけでなくお母さんにとっても綺麗な方がいいはずです。 家の中でも良い空気で家族が暮らしていければ、自然と外でもいい空気を発する人間になれるのではないでしょうか? 家を居心地よい空間にすることは、旦那様の仕事にも好影響かもしれません。 家族みんなでいい空気をつくれるように、少しづつ改善を目指してみてくださいね。