「自分がアイドルになりたかった。でも芽が出なかった、だから娘がアイドルになれるようステージママに徹して毎日、頑張っている!」
「野球選手になりたかった。でも夢は叶わなかった。息子には野球選手になって有名になってほしい」
「低学歴で就職先にも恵まれず、安月給で働く旦那の姿を見ているからこそ、この子にはそんな苦労をさせたくない」
「自分は結婚、出産を機に仕事を辞めてしまった。ありふれた主婦になってしまった。娘には自分のようになってほしくない。女性でも手に職つけてバリバリ仕事をしてほしい」
これらは全部、親の押しつけ。
折角、この世に生を受けたのに自分で自分の未来を選べない。そこには子どもの人生はないです。
「子どもの職業選択肢を増やしてやる」ことが子育て。
職業選択をする時になっても、自分の能力がそこまでないので次のように断念せざるを得ない人も多いのではないでしょうか。
「学校を卒業しミュージシャンになりたいと思っても音感がない、ピアノも弾けない」
「医者になりたかったが学力がなく医学部に合格できない」
「世界を股にかけた仕事をしたい。でも英語が全く話せない」
「野球選手になれるほど運動神経がよくない」
将来、子どもがどんな職業に就きたくなるかは未知。ですから職業選択の選択肢を多くしておくのが親の役目。芽を引っ張るのではなく肥料だけやっていればよいのです。