子どもは「物まね」の動物です。
外で一生懸命働いているお父さんやお母さんの姿を見ることはほとんどありません。子どもたちが真似するのは、家の中でのご両親の姿です。
家でゴロゴロしながらテレビを見ている大人に「勉強しなさい」とか、「将来のことを考えなさい」と言われてもなかなか心に響きません。
まして日頃家で、本どころか新聞さえ読まないと、子どもたちには「活字に触れる」という行動が非日常的な行動にうつります。
「えーっ、オレが家で勉強するの?」とか「わたしが家で本を…?」という声が聞こえてきそうですが、1日1時間、いや30分だけでもテレビを消して「いっしょに勉強しよう」とお子さんに笑顔で声をかけて見てください。
「勉強しろ」とお子さんだけに押し付けるより、はるかに「やる気」を引き出す効果があると思いませんか?