自分とパートナーのDNAを半分ずつ持っている我が子。遺伝情報を受け継いでいて、ある程度、気質、才能も決まっているのだろうと思いつつも過度の期待をしてしまうママとパパ。
でも、すべてが遺伝ではなく、産まれてからの教育的環境もポイントなのも事実です。
「トンビが鷹を生んだ」こんな褒め言葉、奇跡を信じて「天才児に育てるぞ」と頑張って毎日、懸命にカード類を見せている人。でも「昔は神童、今はただの人」になってしまうケースがほとんど。何故でしょうか?
ある程度の遺伝子しか受け取っていなくても、能力を伸ばすことが出来ます。
どうしたらよいのでしょうか。
■間違えても叱らない
ひらがなカード、カタカナカード、漢字カード、文字カード、絵カード、数字カード、これらは脳への刺激として決して悪いものではありません。
でも、子どもが「キツネ」を見て「ネコ!」と答えたらママの額に青筋が立ち、ボルテージが一気に上昇してこんな暴言が!
「何度教えたらわかるの!これはキ・ツ・ネでしょ。昨日も間違えたよね!まったく!」
こんなことが続くと「ママがカードを持ってくるとテストされる。間違えると怒られる」と思い勉強嫌いになってしまいます。
天才児を育てた(と言われる)ママたちは子どもが間違えても対応が180度違います。たとえ間違ってもモナリザの微笑みで「キ・ツ・ネよ」と直ぐに正しい答えを教えてやります。こうして「勉強は楽しい」と感じ知的好奇心はドンドン満たされていきます。