このように変えてみるのはいかがでしょう。
「上野動物園に行きました。熊、ライオン、象・・・・よくある動物をだいたい見て、
『ああ~今年の遠足も去年と同じ感じ』
と思っていました。そろそろ帰る時刻が近づいてきたその瞬間、僕の目に飛び込んできたのはハシビロコウ。
聞いたことのない名前の鳥。あまりにも動かないので剝製かと思いましたがいきなり白い眼をむいて大あくび。
しかも“獰猛な鳥なので柵を叩かないでください”と注意書きまでありました。
そう書いてあるとどんなに暴れる鳥なのか柵を叩きたくなる好奇心旺盛の僕でしたが、先生に叱られるのでこの感情はグッと堪えて帰路に着きました。
その変な姿は寝るまで脳裏に焼き付いていました。」
1行で終わってしまう作文が10行近くになります。
その時、感じた素直な感情をどんどん声に出したり文章にすればOK。
又、自由な感情表現をさせるためにはあれこれと作文指導しないことも大切になります。是非、トライしてみてくださいね!
私、立石美津子の4作目の著書、「はずれ先生にあたったとき読む本(青春出版社)」ご興味ある方はご覧いただけると嬉しいです。