代表的なのは、アジアの国々です。
シンガポールとタイは、中国と同じ時期に人口ボーナス期を終えますが、フィリピンは、1970年から2050年、インドが1970年から2040年、インドネシアが1975年から2025年、ベトナムが1975年から2030年、が人口ボーナス期と言われています。
これらの国々に、これから高度成長のチャンスが来るわけですね!あるいは、その後は、アフリカの各国に、人口ボーナスが訪れると言われています。
では、こういった国に投資したら何年後かには大金持ちでしょうか?
・・・かもしれません!
しかし、「人口ボーナス期=成長期」ではないのも事実です。成長期に悪い遊びばかりしていると、ロクな大人にならないのと同じで、折角の人口ボーナス期に、その国、その状況にあった政治体制、経済政策、を行っていて初めて、高度成長は成し遂げられるのです。
今、大きな潜在力を持ったインドが、人口ボーナスを活かせるかどうか、注目されています。インド政府もよくわかっていて、米国で金融を研究し、次期FRB議長かも?と言われていた人物を中央銀行の総裁にしました。
よ~く政治や経済の状況を見極め、一生に一度の「国の成長」に投資すれば、ひょっとしたら財を成せるかもしれませんよ!