[注文住宅]注文住宅で失敗しない打合せのコツ

注文住宅で失敗しない打合せのコツ

2015/12/24

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住まいづくりは、間取りだけを考えれば良い訳ではありません。

廻りの景観に合わせた外観

実用性を意識した庭造り

隣家に配慮したエアコンの室外機の位置

日当たりや風通しを考えた建物の位置

住まいづくりが初めての方にとっては、これらを紙の上の2Dで考えるのは、とても難しい作業です。

もちろん、それらを全てあなたが考える必要はありません。専門知識を持った建築士や住宅会社の担当者があなたと一緒に考えてくれます。

しかし、その時にあなたのご要望が曖昧だと 良いプランは出来ない事がありますし、業者が良い提案をしたとしてもあなたは受け入れる事は出来ないでしょう。

満足するプランを創るためには、要望の伝え方が重要になります。

良くない要望の伝え方
「今のアパートと同じぐらいの部屋数が欲しい。」

「部屋の大きさは、今よりも広くしたい。」

「自分の部屋が欲しい。」

これは、建物の要望です。

望ましい要望の伝え方
「自分の部屋では、趣味の釣り道具を手入れしたり、飾ったりして一人の時間を大切にして、リラックスしたい。」

「子供が元気よく遊べるような庭にしたい。裸足で外でも遊べると健康的な感じがします。」

「季節の良い時には、友達の家族と一緒にウッドデッキでバーベキューして楽しみたい。」

新居での暮らしを意識した要望を伝えて下さい。

さて、この様な要望を考え付くためにも情報収集をしなければなりません。 あなたは、どの様に情報収集をしていますか?

多くの方は、住宅展示場やネットや雑誌を活用されています。確かに、素敵なお家が多く参考になる事もあると思いますが もっと参考になる情報があります!!

それは、あなたが家を建てようとする地域の家を見る事です。

「あの外壁の色は、景観にマッチしている。」

「道路からの視線を上手に防いでいるな~」

「隣家との距離が近すぎるな~」

「日差しが入りすぎるのか?よくカーテンが閉まっているな。」

「駐車場から車が出にくそうだな。」

色々と気が付く事があると思います。新築の打合せしているお施主様も、この様に言われます。

「外壁の打合せをすると他の家の外壁が気になる。」

「壁紙の打合せをしていると、友達の家やドラマで映る部屋の内装が気になる。」

どうやら、意識していないと目に映っているだけで、見えてはいないようです。

これらの事は、とても手間が掛ります。中には、暮らしに合わせた家づくりを望まない方もいらっしゃいます。

その様な方は、プラン集から選ぶ家づくりか、建売住宅の方がむいているでしょう。

暮らしに合わせた、あなたにマッチしたオリジナルの住まいを手に入れたいのなら これらの手間を惜しまないでください。きっと素敵な住まいになりますよ。

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2024/04/18 更新