そしてリビング、ダイニングの位置が決まればキッチンの位置もある程度特定され、キッチンと玄関との位置関係を図りながら水回り緒室を配置し、階段の位置を決め、二階にそれぞれの個室を配置する。
このように敷地の条件だけで、施主からの要望はなく、その敷地に即した「最も合理的なプラン」を考えることができるのです。
もちろんですが、これで設計がなされたという事では決してありません。
上記のような手法で導き出された「最も合理的なプラン」とは「最低限のプラン」ということなのです。
この最低限の答えを施主と設計者が共有した上で、施主の人生観(要望)で彩りを添えることを「設計」というのだと思います。
なので、これから家づくりを考えていらっしゃる方は、まずは設計者による提案で俯瞰し全体像を把握することをお勧めします。
それを理解した上でゆっくりとそれぞれの要望を考えはじめてみると良いと思います。
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2024/11/21 更新