[乳児・幼児]絵本の読み聞かせはいつまで?子どもの心や脳に与える効果は?

絵本の読み聞かせはいつまで?子どもの心や脳に与える効果は?

2015/07/10

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皆さんのお子様は絵本が好きですか?

あまり本に興味がないようにみえる子供でも寝る前にママやパパから読み聞かせてもらう時間が大好きな子供は多いはず。

そして絵本の読み聞かせは親子の絆を深めたり、子供の心の脳を育てたりと、とても重要ということもわかってきています。

【絵本の読み聞かせは子供にどんな効果がある?】

読み聞かせは言葉を沢山覚えたり、聞く力や想像する力を育てるなど、どちらかといえば知育と関係する脳(前頭前野)とかかわりがあると思われてきましたが、実はそうではなく、喜怒哀楽など情動をつかさどる大脳辺縁系(心の脳)を活動させることが分かっています。

大脳辺縁系はいきていくうえで必要不可欠な機能、基本的な生命の維持を担っています。脳の部分で最初に発達する部分で呼吸、心拍、体温、睡眠、食欲、姿勢の維持、快不快や怒りや恐怖などの感情の動きである情動にかかわる部分です。

ですので、絵本の読み聞かせは心の脳の発達に関わってくるのです。心の脳に働きかけることで子供の情動が育ち、嬉しい、怖い、悲しいなどがしっかりわかるようになるのです。

嬉しいと感じられれば嬉しいことは何度でもやるので良い行いをした時に褒めてあげればどんどん良い行動が出来るようになりますし、叱られて嫌な思いや悲しいと思ったことはもうやらないなど、心の脳が育てばしっかりとした行動がとれるようになりますので、絵本の読み聞かせが、しつけにつながる効果もあります。

【絵本を読んでいるママ達にもプラスに働きます】

読み聞かせをしているママやパパにも良い効果があるのですよ。

読み聞かせをしている人の脳では前頭前野のコミュニケーションに働く部分が活動していて、お話を聞いている子供の反応にいつも注意しています。そのおかげで毎日の生活でも子供の様子をよくみるようになり、ちょっとした変化に気づいてほめてあげられることが多くなります。

そのことが親子のコミュニケーションを促し、親子のきずなも深まります。 読み聞かせを続けていると子供の心の動きが理解できるようになります。子供の鋭い発言にビックリすることがあったり、やさしさをかいまみたり、ママにとっても新しい発見があるので、読んでいる側も毎回楽しくなります。

同じ本を何回も読んでも、だんだんと子供の反応や発する言葉が変わってくるので、絵本を通じて子供の成長を感じる事ができます。 子供が絵本の内容を暗記してしまうくらい何度でも読んであげてください。暗記できたということもすごい成長ですよね!

【いつまで絵本を読み聞かせるの?】

絵本の読み聞かせはいくつになっても続けて良いのです。字が読めるようになっても続けて良いのです。自分で読むのとママが読むのとでは違いがありますし、ママやパパに読んでもらうという行為そのものが子供は嬉しいのです。

【絵本を読んであげたいのに子供が落ち着いていられない】

図書館でも絵本の読み聞かせコーナーで子供があっちこっち動き回ってしまい、親が子供をなだめている光景はよくあります。そんな子供はたくさんいますよ!まだまだ小さいですから集中力はそう長くは続きません。最後までしっかり読めなくても大丈夫、絵本のほんの一部でも興味をもって見ていれば大丈夫です。

少しでもじっと見ていたり耳を傾けているシーンがどこなのか気づいてあげましょう。そのページになったら、「あ!○○がいるね、大きいね、かわいいね、明るい色だね」などなんでも良いので文章を読むだけでなく、そこから感じることを子供に話してあげましょう。

そうしていくうちに他のページにも興味が出たり、絵本の読み聞かせ時間が待ち遠しくなって、大人の読み聞かせの声を静かに集中して聞けるようになりますよ。


絵本を読むのは簡単なようで、ついつい家事や用事が残っているから後回しになってしまいがちです。

この時間は絵本タイム!と割り切って仕事はいったん頭から話して、ゆったりとした気持ちで読んであげましょう。適当に早く終わらせようとすると子供はママやパパの気持ちをすぐに察してしまうので、せかせかしている気持ちが伝わってしまい、楽しくありません。

ゆったりとした気持ちで絵本に向かえば子供もくつろいで楽しめます。 びっくりする場面もママがそばにいるから大丈夫ですし、主人公が活躍すると素直に喜んだり、失敗すると悲しんだり、ひとつひとつの感情を一緒に共有できる大事な時間です。

絵本から学んだやりとりをうまく日常生活で使ったり、絵本に出てくる登場人物のまねをしてごっこ遊びが始まったり、子供は絵本を通じて心豊かに成長する事ができます。 親子で絵本を楽しめる時間はあっという間に過ぎていってしまいます。 幼少期に読み聞かせた絵本が家族の良い思い出や子供の将来のヒントにつながったりします。

今からでも絵本を親子で楽しむ時間を設けてみてはいかがでしょうか。