[乳児・幼児]1歳の誕生日 一升餅の儀式とは?

1歳の誕生日 一升餅の儀式とは?

2015/03/12

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子供の誕生は両親にとっても、おじいちゃん、おばあちゃんにとっても 喜ばしい出来事です。その子がここにいる・・・それだけで幸せにしてくれる不思議な存在感をしめす赤ちゃん。 本当に生まれてきてくれてありがとうと思ってしまいますよね。

それから1年。 赤ちゃんが初めての誕生日を迎えるにあたってお祝いは盛大にしてあげたくなります。 では、1歳の誕生日に行うと言われる伝統的な行事についてお話していきたいと思います。

●餅でお祝い!
赤ちゃんの1歳の誕生日を祝う必須アイテムは、なんと「餅」です。一般的に「一生餅」と言われて多くの地域で餅を使ったお祝いをするのが 一般的です。ただ、地域によってスタイルが変わっているようです。

①餅を背負うスタイル
全国的には餅を背負わせるスタイルが多いようです。 この背負うスタイルは「背負餅」などと呼ばれ、赤ちゃんに餅を背負わせるのです。一般的なのは風呂敷に包んだ餅を赤ちゃんの背中に背負わせて歩かせる儀式です。 近頃では風呂敷にとらわれず、リュック等に餅をいれて背負わせるケースも増えている ようですね。

1歳の頃というと歩き始めて間もない頃です。 個人差もありますが、まだ歩く事が難しい子供もいます。この背負い餅は「歩かせておめでたい」とすることと「転んだらおめでたい」とすることと、 こちらも地方によって風習が違うことが多いようです。

しかし、この餅、赤ちゃんには重く上手に歩くことは難しいようです。 歩かせる場合は、転んでけがをさせないように周囲が配慮することが大事です。餅を背負った子の反応は様々で、 「重いな~」という顔をしながらケロッと歩いてしまう子供もいれば、 「重いよ~!!」という感じで泣き出して転んでしまう子供もいます。 やはり一般的には後者の子供の方が大多数のようですね。

転んだらおめでたいというケースは、 転ばないで歩くケースは 「将来家を出ていく」 「息子が婿養子に出てしまう」ということから、 転ぶとめでたいということのようです。

②餅を踏むスタイル
「餅踏み」「踏み餅」などと言われることが多く、 九州地方に多いこのスタイル。その名の通り、一升餅を踏むのが基本です。 餅の上にシッカリと立つことで「地に足をつけてしっかり歩む人生」という ような願いを込めているようです。地域によって、わらじを履かせて餅の上に立たせたり、素足で立たせたりと 様々のようですね。
 
いずれにしても、地域のしきたりがあるでしょうから、 ご両親や親せきなどに尋ねてみるのもいいでしょう。

●一生餅の語源は?
これは「一生」と「一升」をかけているとのこと。一生(一升)食べ物に困らないようにという意味を込めて、 餅を背負わせる儀式や踏む儀式があります。また丸い餅を使用することから、一生(一升)円満に(丸い餅)過ごせるように・・・という 願いも込められています。

●餅以外でも盛大に!
子供の成長は早いものです。 その年齢の時は、二度とやってきません。

ですから、誕生日を盛大に祝ってあげることは大切です。両家のおじいちゃん、おばあちゃんも呼んで餅の儀式をするだけでなく、 みんなで記念撮影をしたりするのもいいでしょう。また、手形や足形を記念に残す方も多いようです。 写真と一緒に将来に残しておきたいものですね。