[家庭のこと]保育園 幼稚園 小学校のトラブル例10選と解決法

保育園 幼稚園 小学校のトラブル例10選と解決法

2016/01/09

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幼稚園や保育園のように、子どもが大勢いる場所ではトラブルはつきものです。

トラブルが起きるたびに、ママの中には「我が子がかわいいから」と自分の意見や要望を必要以上に押しつけてしまう場合もあるようですが、幼稚園や保育園は集団生活です。100%ママの思い通りにはなりません。

親子で楽しく、充実した生活を送るために、ママに覚えておいてほしいのは、何かあったとき相手を責めたり、自分の考えばかり言うのではなく、相手の意見に耳を傾けて、どこかで折り合いをつける術を学ぶことです。是非トラブル解決上手なママになってください。

ケンカのたびに、相手に謝りに行くのが大変

子どもは、自分の思い通りにならないと、たたいたり、かんだりすることがあります。それには、子どもなりの理由もあります。

ママが見ている前で、友だちに手を出したときは「入れてって言おうね」「貸してって言おうね」などと、その都度、人とのやりとりの仕方を教えてあげてください。

園の先生から「友達をたたいてしまって」と言われたときは、「私も普段から入れてって言おうねと教えていますが、先生からもお願いします」と言ってみましょう。

何かあるたびに相手のママに謝りに行くのは、園の風習かもしれません。叩いた、叩かれただけでは判断できない状況もあるので園で起きたトラブルは先生に介入してもらえるよう、先生に「間に入って子どもの様子を話してもらえませんか?」と頼んではどうでしょう。

子ども同士のケンカは大切です。「貸して!」「イヤだ!」「見せて!」「ダメ!」とお互いの気持ちを正面からぶつけ合うからこそわかり合えることもあり、仲間として認めあえることもあります。

子どもは寛容で、ケンカをしてもすぐに仲直りします。そのためママたちには、大らかな目で見守ってほしいです。

多動気味の子どもを嫌うママがいる

ママは「そのうち落ち着くだろう」と考えているようですが、年中になっても多動が気になるときは、専門機関に相談してはいかがでしょうか。

多動の原因や落ち着くことができる接し方、環境づくりなどをアドバイスしてくれるはずです。

ある保育園の多動の男の子の事例では、専門機関を受診したところ発達障害と診断されて、ママがそのことを保護者会の席で発表し、みんなに理解を求めました。

するとママたちはもちろん、子どもたちも温かい目で見守るようになり、その子がチョロチョロ動き出すと「○○くん、今、座る時間だよ」「おいで」と、子どもたちから声をかけてくれるようになったそうです。

ママにまず考えてほしいのは、周りの人の目よりも、子どものことです。本人も周りの自分に向けての態度がなんとなくわかりますので、子どもにとってはつらいと思います。

そのため勇気をもって、まずは相談に行くことが大切です。そして周りの人に理解を求めましょう。味方になってくれる人が1人でも多いほうが、ママも子どもも楽になるはずです。

年長で字が書けないからと、バカにする子がいる

字が書けるようになる時期は、多少、個人差があります。しかし、必ず書けるようになるので焦ることはありません。

もし友達にバカにされて悔しくて泣いてしまったとしても、それは本人が「字が書きたい」と思っているからかもしれません。そろそろ家庭で、字の書き方を教えてあげてもよいと思います。

ママが字を教えるときに大切にしてほしいのは、「あいうえお」など単純に文字の書き方を教えるのではなく、言葉のやりとりをする感覚で、文字に触れていくことが大事です。親子で物語をつくったり、手紙のやりとりをするのもよいです。

画数の少ない「つ」「く」「こ」「い」などから始め、「な」「ぬ」などの書き方の難しい字は抜かしてもいいなどの声をかけながら、抜かした字は後で一緒に書くなどして、書くことが楽しくなるようなやりとりができるとよいでしょう。

先生が嫌で、幼稚園を休みたがる

「おなかが痛い。休みたい」と言うときは、まずは子どもに「先生、怖い?」などと気持ちを聞いてみてください。

そして担任の先生に事情を説明して、先生に「声が大きくて怖がっている子もいるので配慮してください」と伝えてもよいでしょう。

また子どもには「先生によくお話ししたから大丈夫だよ」と良い、それでも行きたがらないときは、その日はお休みしても構わないと思います。ただし、苦手なことや、嫌なことを乗り越えていくことも成長には必要なことです。そのためには話をして、やってみたらできるかも・・など、意識を変える機会も必要です。

同時に「先生はすごいね!頑張っているなってママは思うよ」など、子どもがプラスのイメージをもつように先生のことを話したり、他の先生と協力しあって、苦手意識を払拭できるように応援してあげてください

クラスでケガをする子が多いので不安

園でのケガは少ないのがベストですし、もちろん大きなケガはあってはいけませんが、先生がどんなに注意をして目を配っても、ケガはゼロにはなりません。

また年長だと、20人の子どもを1人の先生が見るような場合もよくあることです。子どもが極端に多いわけでもありません。

ただママとしては、子どもを預けるのに不安でしょうから、一度、園長先生や主任クラスの先生に「クラスの子がケガしたとよく聞くのですが、大丈夫ですか?」と聞いてみましょう。

ママたちが気づいたことや不安に思うことを、先生や園長先生に伝えることは大切です。ただ「なんでケガが多いのですか?」など、クレームだけが多いと、園は保守的になってしまい、たとえば、「ブランコは危ないから禁止」「外遊びもケガが多いので、減らします」など、よい結果は得られません。

子どものケガは、いつもより高いところからジャンプして自分の力を試すなど。子どもが自身が何かに挑戦しておこることが多いものです。また子どもはそういう経験を通して「危険なこと」「してはいけないこと」を学びます。ケガひとつしないことがよいとは必ずしも限りません。


小学校に入学すると、子どもの生活や人間関係が大きく変わります。なかには、子ども同士で公園に遊びに行ったり、友達の家に行く子もいるでしょう。

しかし幼稚園や保育園のときのように、親が付き添っているわけではないので、問題も起こりやすいのですが、それは成長の証です。

「○○ちゃんに泣かされた」「いじわるされた」など、子どものひと言、ひと言に振り回されずに、大らかな目で見守ってください。先生はトラブルが起きたとき、子どものことを第一に考えて、精一杯対応しますが、学校の対応には限界がある、ことを理解することも大切です。

娘が友達のいいなり状態で心配

ママとしては気になるでしょうが、まずは子どもに「友達を手伝ってあげたの?エラいね」「優しいね」と言って、ほめてあげましょう。そして「でも○○ちゃんの気持ちはどうなの?本当は嫌なの?」と、優しく子どもの気持ちを聞いてみてください。

ママのなかには「こうした状態が続くと、いつかいじめにつながるのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、小学校の低学年は交友関係が変わりやすいので、あまり神経質に考えないほうがよいでしょう。

もし気になるときは、担任の先生に会って事情を説明しながら、「ちょっと心配なので、学校でも様子を見てもらえませんか?」「クラスで変わったことはありませんか?」」と聞いてください。

絶対してはいけないことは、「なんでハッキリ断れないの?」「嫌だって言いなさい」と子どもを責めることです。

また相手の子の親に「注意してもらえませんか?」と言うのも、トラブルになりやすいので避けたほうがよいでしょう。

グループに入れず、学校を嫌がるように

女の子はグループでのトラブルがよくありますが、低学年の場合は、そのときの雰囲気で「入れない」と言っていることが多く、みんなでその子を嫌っていたり、いじめようとしたりしているわけではないことが多いようです。

担任が注意すると解決することがほとんどなので、早めに先生に相談しましょう。もし担任の先生に相談しても解決しないときは、校長先生や、副校長先生に相談してください。

ママのなかには「こんなことに親が口を出すのは過保護かしら?」「校長先生や副校長先生にまで相談していいのかしら?」と思う方もいるかもしれませんが、心配なことは何でも学校に相談してください。

「過保護かもしれませんが、学校がつまらないと言い出して心配なので・・」と、ママの率直な気持ちを伝えることが大切です。 またクラスに知り合いの子がいる場合は、「○○とも遊んであげてね」とママからそっとお願いしてもよいと思います。

上級生に怒鳴られて以来、外に行かない

自分よりも大きい上級生に、突然怒鳴られて怖かったと思いますが、こうしたトラブルは、生徒数が多い学校ではよくあることです。上級生も遊びに夢中になって怒鳴ってしまった場合は、悪気はないと思います。

とはいうものの、担任の先生には報告してください。先生が注意すれば、上級生も乱暴な言動を改めるでしょうし、今後、同じようなことがないように学校でも目を光らせます。

それでも「怖いお兄ちゃんたちがいるから行きたくない」と言うときは、「先生が叱ってくれたから大丈夫!行っておいで」などと無理に行かせないでください。

ママにひとつ覚えておいてほしいのは、子どもはこうしたトラブルを一つひとつ経験して、強くたくましく成長していくということです。大らかな気持ちで見守ってください。ママが神経質になると、それが、子どもに伝わり子どもが過敏に怖がるようになるなど、よい結果にはつながりません。

宿題の多さに、親子で疲れてしまった

宿題をして家庭学習の習慣をつけることは大切ですが、ノルマのように毎日、大量の宿題が出るのはよくありません。

なかには宿題が負担となり、勉強が嫌いになったり、「学校に行きたくない」と言い出す子もいるので、一度、担任の先生に会って、家庭での状況を説明しましょう。

それでも改善しなかったり、「ほかの子はちゃんとやっていますよ」「○○くんは、字を書くのが遅いから時間がかかるのかもしれませんね」などと取り合ってくれないときは、校長先生や副校長先生に相談をしてみてはいかがでしょうか。

低学年の宿題で大切なのは、10~20分ぐらいで終わるような家庭学習の習慣をつけることです。休日は宿題をしないなど、メリハリをつけることも大事です。ノルマのような宿題では、学習意欲は低下しますし、学習効果も上がりません。

先生が弱くて子どもになめられている

一度、担任の先生に会って「授業中、ご迷惑をおかけしているようですが・・」と、話したほうがよいです。またママから「授業中、立ち歩いたりしたら、厳しく叱ってください」とお願いしてもよいでしょう。

ただ先生のなかには、叱り下手な人もいるので、改善しないときは校長先生や副校長先生に相談してください。

ママの率直な意見が、先生の意識を変えることもあるので、公開授業などには積極的に参加して授業の様子を見てください。

また家庭では、「なんで授業中、立ち歩いたり、おしゃべりばかりしているの?○○先生は優しいけれど、厳しい先生もいるから2年生、3年生になってから直そうと思っても直らないよ」と言い聞かせてみてください。

ポイントは、子どもの行動を注意することです。「何度言ったらわかるの」「○○みたいな子は、ママ恥ずかしい」など子ども自身を非難するのではなく、あくまでその子の行動を問題にしましょう。