[家庭のこと]子どものペースが乱れる原因は?安定させる3つの方法

子どものペースが乱れる原因は?安定させる3つの方法

2015/11/28

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夏休み明けの9月と、運動会や遠足などの行事が多い10月は、ゆっくりな子も落ち着きがない子も、いつもより疲れやすく、ダラダラしやすい時期です。

ぐずったり甘えたり、ちょっとした「荒れ」が見られることもあります。

でもこの時期、実はそれが普通だったりします。

子どもは疲れてくると、精神年齢が1~2歳逆戻りしてしまうからです。3歳の子なら今は2歳のイヤイヤ期。6歳の子も4、5歳に戻ってしまいます。

この時期はダラダラ、ワガママには目をつむり、いつもより少しだけ手をかけましょう。秋風が心地よい頃になれば、自然と落ち着いてくるはずです。逆にこの時期にお母さんのガミガミ口調が多くなると、子どもの自己肯定感が低くなり、時候がよくなってもダラダラ、ワガママが続くことがあります。

子どもペースはこんなときに乱れる

・イヤなことがあった
幼稚園や保育園でイヤなことがあると、家でも元気がなくなってきます。その原因の多くは人間関係です。例えば、友だちとケンカをした、仲間はずれにされた、先生に叱られたなどは子どもにとってすごくイヤなことです。

・行事が盛りだくさん
子どもは大人と違ってペース配分ができないので、いろいろなことを同時にしなくてはいけない時期は、心も体も疲れやすくなります。通常の生活に、いくつかの行事が加わるときは子どもの体調を注意して見ておきましょう。

・休み明け
土日、家でゆっくり過ごすと微妙にペースが乱れてしまうもの。ましてや大型の休み明けとなれば、生活リズムが崩れているのはもちろん、お母さんと一緒にいた時間が長い分、離れる不安も大きくなります。心が不安定になるのは当然です。

・気象の変化
同じ気温でも、少しずつ暑さに順応できる初夏よりも、真夏並みの暑さが何度もぶりかえす秋の残暑のほうが体にこたえます。一方、梅雨前や秋口などの爽やかな季節は、子どもは比較的安定します。

心を安定させる3つの方法

子どものペースを乱している原因そのものを取り除こうとしても、難しかったり、取り除けたとしても大した効果は望めず、時には逆効果になることもあります。もっとも簡単で効果的な方法は、子どもに「自分は愛されている」という自信を持たせることです。

とは言っても、秋頃はあなた自身がしんどい時期でもあるので、特別なことをする必要はありません。子どもと接する上で基本的なことを、いつもより少しだけ丁寧にやればいいのです。

・声をかける
子どもはほめて育てたいものですが、この時期は、昨日と比べてすごく良くなっていることはあまりありません。ましてや、ダラダラしているときにほめようとしても心理的に難しいものです。そんなときは子どもの見たままを言葉にするだけで十分です。

「たくさん食べたね」「いっぱい遊んだね」といったように。それが「あなたのことをちゃんと見てるよ」というメッセージになります。「大好きよ」「宝物だよ」と、ことあるごとに伝えるのもいいですね。

・スキンシップをとる
肩にポンと触れる、抱きしめる、頭を触る、くすぐる、おんぶや抱っこをする・・子どもが不安定なときは、意識してスキンシップを増やしましょう。スキンシップの効用は、黙って頭をなでているだけでも愛情が伝わるところです。

子どもに触れれば触れるほど、子どもは「自分はお母さんに大事にされているんだ!」と実感して元気が出てきます。携帯電話を充電するようにパワーがチャージされるのです。お母さん自身も元気になりますよ。

・話を聞く
子どものペースで共感しながら聞くことが大切です。「フンフン」「へぇ~」「なるほどね」と相づちを打ち、時にはオウム返しをしながら、ひたすら聞き役に徹して、否定はしないこと。また、子どもの様子が変だと質問攻めにしたくなりますが、無理に聞き出す必要はありません。

子どもは、ワーワー訴えても翌日にはケロッとしていることがよくあるので、「昨日はこうだったのに」と親がひきずらないことも大事です。