[家庭のこと]子どもを傷つけてしまった時の寄り添い方

子どもを傷つけてしまった時の寄り添い方

2015/08/29

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あぁやっちゃった・・。こうしたことは、誰にでもあると思います。忙しい毎日の中でイライラしたり、子どものことで不安になったりすると、心にもない言葉・言ってはいけない言葉が口をついて出てきてしまうことがあります。

しかしそんな時こそ、子どもとゆっくりと穏やかな時間を過ごして、お互いの気持ちを通わせることが大切。自分自身を責めていても、子どもの心は癒されません。あなたが落ち込んでいる間、子どもは「自分を見てくれていない」と感じ、さらに寂しい思いをすることもあります。

お母さんには子どもを安心させるパワーがあります。そして子どもはお母さんを許す天才です。ですからあなたからの温かいアプローチが、何よりのお薬になるのです。

傷ついたときの反応はいろいろ変わります

・泣く
悲しくて泣いている子は、あなたから温かい言葉をもらうことを諦めているのかもしれません。また、怒っているときの涙は「どうしてわかってくれないのか」という抗議と愛情を切望する涙です。

・暴れる
すごく怒っているように見えますが、彼らの心の底にあるのは恐らく不安です。そして、愛情がもらえないのなら、せめて叱られてでも、あなたと関わりを持ちたいと、求めていることが多いものです。

・黙る
言いたいけれど何を言ったいいかわからずに困っている場合と、もう何も言わないと決めている場合があります。後者は、何か言うと嫌な思いをすると、信じ込んでいるのだと思います。

泣いてしまった子には → 落ち着いたら話を聴きましょう

気が済むまで、しっかり泣かせましょう。子どもには泣いたり気持ちを表現する権利があります(ただし涙で人を動かしたり、八つ当たりする権利はありません)。

無理に止めようとはせずに、子どもの心情を思いやり、優しく触れながら寄り添いましょう。 涙がおさまってきたら、率直に謝って、どんな気持ちだったか、子どもの話をゆっくり聴きます。たとえまったく関係ない話でも、批判せずに穏やかに相づちを打ちながら受け止めることが大切です。

暴れている子には → 距離をはかりながら見守りましょう

まずは最初に謝りましょう。

それでも暴れている場合は、危険のないように静かに見守ります。殴る・蹴るなど攻撃してきたら、「それは痛いよ」と静かに言って少し距離をとります。この時に、子どもから視線を外すと冷たい印象を与えるので、この時も見守るようにします。

落ち着いたり、寄り添ってきたならば、優しく受け止めて仲直りをしましょう。抱っこしたり、おやつを食べたりしながら、お話しすると良いですね。

黙ってしまった子には → 子どもの気持ちを代弁しましょう

無理に話させようとはせず、あなたが子どもの気持ちを汲んで、「お母さんが○○って言って、きっと嫌だったんだよね」のように、お子さんの気持ちを言葉にしましょう。

そして子どもがうなずいたら、「ごめんね。もう言わないからね」と約束します。「許してくれる?」「もう大丈夫?」などの確認はしつこくならない程度で切り上げて、その代わりに気分転換を提案してみてください。そし普段から、子どもの話は口を挟まず聴くように心がけましょう。


親が間違った時、子どもに素直に謝れば、誤り方を教えることになります。言葉で傷つけてしまった時は、罪悪感をもつより、相手の気持ちを第一に考えることが「ごめんね」になるのだと学んでくれるよう、温かくいたわりをもって接しましょう。