[家庭のこと]小学生・中学生のお子様をお持ちのお母様ご自身のケア

小学生・中学生のお子様をお持ちのお母様ご自身のケア

2015/07/16

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お母様ご自身が、ご自分を犠牲になさることで、お子様の成績が伸びたり、状態が良くなると思い込んでいらっしゃいませんか?

これは、逆のことが多いです。

お母様がご自身を犠牲になさらずに、生き生きとしていらっしゃるご家庭のお子様は、必然的にご自分を見つめる時間や友人との交わりを大切にし、必要があれば勉強も出来るようになっていくことがとても多いのです。

小学校3年生~6年生のお子様をお持ちのお母様は、お子様がまだまだ手のかかるご年齢なので、たくさんのお世話をすることも多くあるかと存じます。

でもそれが、お母様ご自身を犠牲になさったうえでのお世話であると、お子様の自立を阻害してしまう場合があることを、ご存知でしょうか?

どこまでが「必要なお世話」でどこからが「お母様を犠牲にしたお世話」か、判別がつかないとお感じでしょうか?それは、簡単なことです。

お母様ご自身が、ご自分の心に問いかけて、体に問いかけてみてください。

女性には子宮があり、必要なことを体で判断し、心へ伝えることが出来ます。

ご自身が苦しんでいらしたら、それは「お母様ご自身をぎせいにしたお世話」であり、ひいては「 お子様にとっての余計なお世話」となります。

私たちは、長いあいだ、「自分を犠牲にすることの美徳」を強いられてきましたが、それは生命の法則、健康の法則からいくと良いことではないと、近年わかってきています。ご自身を蝕むことは、すなわち未来を担うお子様を蝕むことである、と肝に銘じておきましょう。

「とはいっても、どのようにして、自分を喜ばせたら良いのかわからない・・・」とお感じのお母様、大丈夫です。

ご自分に素直になってみましょう。ご自分が少しづつ変わると、周囲も変わってきます。お仕事もお忙しいと思います。中には専業主婦のお母様もいらっしゃるかと思います。おしゃれをなさって、街へ出てみてください。

その際、お一人でも構いませんので、しっかりとおしゃれをすることが重要です。楽しみやリラックスは、実は世の中にたくさん溢れているのです。

中1~高2くらいのお子様をお持ちのお母様は、お子様が部活動などに熱心な場合は、まだまだお子様とのコミュニケーションも多いことと存じますが、徐々に現れてくるこれまでとの距離の取り方との変化に戸惑うこともおありではないでしょうか。

この時期も、お母様は、お母様ご自身のことを大切になさることが上記同様大切なことです。大げさにいえば、まず、お母様、次に、お子様、くらいのお気持ちで十分ではないかと思います。

心身ともに自立(自律)した大人に触れることは、この年頃のお子様にとっては大変な糧になります。ご自分を責めることなく、大切に扱うこと、行きたい場所には行く、やりたいことはやる!と、いきなり全ての欲求を満たそうとなさらなくても大丈夫なので、少しづつ、ご自身の心と体の要求を聞いてあげてください。

お子様は、自ずと成長なさっていますし、必要であれば、塾や学校、部活のことなど、ご自身から話をしてきます。

繰り返しますが、どの世代のお子様をお持ちの場合も、お母様が、お母様ご自身をまず大事になさることが、お子様の健やかな成長に繋がります。

お姑さんや、ご親戚、周囲の環境などやトラウマから、なかなかご自分を大切にすることが出来にくい環境であることも考えられます。そんなときは、ご自身が悲鳴をあげ、お子様の能力を阻害する前に、ぜひお友達や信頼できる公共機関を見つけて下さい。

本気でお子様のことを考えたら、必ずお母様ご自身の幸せを妥協せずに見つめることです。

おすすめは、女性の家庭教師や、カウンセラーを見つけることです。特に家庭教師で信頼できる女性が見つかると、これほどいいことはありません。お子様の成績をあげつつ、その料金内で、お母様もご自身を見つめることが出来ます。

ぜひ一歩踏み出し、新しい人間関係を探して見てください。最近では家庭教師といっても、大手所属のガチガチの進学型のみではなく、様々に多様化してきています。カウンセラーの要素を持ったベテラン家庭教師も多く活動していますので、頼れるところは無理をせずに頼ってみましょう。新しい道が開けるはずです。

繰り返しますが、お母様ご自身の幸せが、イコールお子様の自立に直結します。ぜひこのことを忘れずに、子育てと毎日に邁進していただきたく思います。

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2024/05/17 更新