[家庭のこと]子どもに父親の威厳が届かない理由とは?

子どもに父親の威厳が届かない理由とは?

2015/04/22

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家族の形はそれぞれ違うけれど、一般的な形として「お父さん、お母さん、子供」というのがあります。 この言葉の順序としては、やはり「お父さんが大黒柱」という意味合いを込めています。

「父母」という言い方はするけれど「母父」という言い方は昔からしませんよね。 ところが、近年こうした形を崩してしまう子育てをしてしまう家庭が多く見られます。

●家庭の大黒柱は父である

これは両親揃っている家庭に限定される言い方かもしれません。 また現在では仕事をしているお母さんも増えています。 だから、それぞれの家庭の事情によるところが大きいでしょう。

しかし、大多数の家庭はお父さんがフルタイムで働き、お母さんがパートタイムで働くか専業主婦というケースが多いです。 父は仕事をして稼ぎ、母が家事をこなし家庭を守るという図式は昔から変わらないでしょう。

必然的に母親と子供の関係の方が、父親と子供の関係よりも密になってくるのは当然かもしれませんね。

そして、大切なのは母親が子供に父親の事をどう話すかということにあります。 子供にとっては「お父さんはいつもいない。お母さんはいつも自分の面倒を見てくれる。だからお母さんの方が偉い」というような 事を思うかもしれません。

しかし、母親が子供に対して、普段あまり家にいない父親について色々教えてあげることで、 子供の意識も変わってきます。

「お父さんが仕事で頑張ってくれるから、美味しい物が食べることができるね。嬉しいね。」という具合に、 父親を持ち上げてくれることは、とても大切なことなのです。 子供にとっては、普段接する回数が少ない父に対しても「ありがたい」という気持ちが湧いてくるのです。

●夫婦げんかは子供の前でしない

近頃は、草食系男子という言葉も多く聞かれ、 男性より女性の方が強くなってきている傾向にあります。 また、そうでなくても「女性は感情で動く」とも言われます。

男女のケンカになると女性の方が強いなんてことは、たくさんありますよね。 そんなケンカを子供の前でしてしまうことは、父親の威厳を下げることに繋がります。

お父さんがお母さんに怒られている=お母さんの方が偉い・・・という勝手な解釈をしてしまうこともあります。 それが続くと、いざ子育てにおいて「父親が子供を叱る」という状況が出てきた時に、 子供には全く効果がないことがあるのです。

特に、そういう家庭で育った子供は思春期になって父に叱られるシーンでは 「いつもお母さんに怒られているくせに!」なんていう感じで、 子供にバカにされてしまうケースもあります。

●父親の威厳を保つには母親の言動が影響する

前述のように、子供と一緒に過ごすことが多い母親のことは子供にとっては絶対的存在であることが多いです。 ですから、子供にとっては「母親が父親をどう思っているか?」がそのまま自分の気持ちになるのです。

夫婦の関係が良好で、母親がいつも父親を立てている家庭の子供は、 「母親が尊敬している父親は、自分にとっても尊敬に値する」という気持ちにもなります。

一方、母親が父の事を軽んじている場合は、子供にとっても軽んじてしまう存在にもなりかねません。

また、母親にそうした気持ちを持ってもらうためにも父親は妻に対して常に感謝の気持ちを忘れてはいけません。 男性が外で安心して働けるのは妻が家庭をしっかり守ってくれているからですし、 女性が家で家庭を守れるのは夫が外で一生懸命働いてくれるからでしょう。

夫婦お互いに感謝の気持ちを忘れずに良好な家族関係の中、子育てをしていきたいものですね。

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