[家庭のこと]【子どものほめ方】褒めるってどういうこと?

【子どものほめ方】褒めるってどういうこと?

2014/08/02

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さて、「愛情をたっぷりかけて」「自分を信じて」など一見、素敵な言葉、でも、よく考えてみるとわからない掴みどころがない言葉。

同様に子育てのポリシーで「人に迷惑をかけない子」「優しい子」「思いやりのある子」と挙げる人も多いですがこれも今一つわかりません。

抽象的な文句「褒めて育てる」とは何でしょうか。

褒めて育てるとは認めること。たとえ、どんなに世間から見て出来が悪くても親が評価してやるのです。「生まれて来てくれてありがとう」「生きているだけでいい」という存在承認。まずこれを満たしてやることが一番大切です。これで自己肯定感がつきます。これがなければ生きていく上でのエネルギー自体が湧いてきません。

“五体不満足”の著者の乙武洋匡さんは自己肯定感に溢れている人。その生き生きとし自信に溢れた表情・・・それはお母さんによって人生の最初から作られたもの。

その根本にあるのは手足のない赤ちゃんを見た時、「可愛い」と言った乙武さんのお母さんの言葉によるものだと彼は言っています。

反対に我が子を初めて腕に抱いた時から可愛いと思えない。オムツを替えない、食事を満足に与えない、病気になっても病院に連れて行かない“ネグレクト”は生まれた瞬間から身体の世話をされない虐待。「この世は安心できない。敵が多い」と脳にインプットされます。そして、取り返しのつかない心の傷を残し人生が辛くなります。
 
過保護、過干渉も良くないと言われ悪影響はありますが、それなりにまともな大人になっているのはそこに基本の愛があるから。この愛情さえ与えられなかったネグレクトとは質が違います。

褒めるとは子どものやっていることに感動し認める行為です。「御飯を残さず食べていて嬉しい~」「部屋を片付けていて素敵~」と子どものしていることをそのまんま実況中継のように声に出して喜ぶだけで十分です。
 
その姿を見て自分の存在価値、自己肯定感も自然についてきますよ。