[学習全般]子どもの思考力を養成するための「株式投資」

子どもの思考力を養成するための「株式投資」

2015/09/15

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株と聞くと、苦い思い出のある人もいるのではないでしょうか?(実際、私などはその一人です)

株価が暴落した、とか、株で大損した、などの話を聞くたびに、「株は怖いものなんだ」と思ってしまう人も多いかもしれませんね。

しかし、株は子供の教育において一つのツールにもなりえるのです。

今回はそのための運用方法についてお話ししていきましょう。ちなみに、私自身は株は初心者のようなものですから、ここでお話しするのは「株で儲けるやり方」ではないということを事前にお伝えしておきます。

<株と教育の関係って?>

まず親御さんの多くが「なんで株が教育につながるんだ?」と思われていることでしょう。

もちろん直接的に関係はないかもしれませんが、株式投資を「教育のための道具」と見なすことは1つの視点と言えます。

まず、株価とはどのようなものでしょうか?(ご存じの方がほとんどだと思いますが)

株は会社が世の中に向けて発行する、資金集めのためのチケットですね。

それを一般の人々に対して売って、そのお金を運用して、会社を成長させていき、そこで出た利益などをチケット購入者に幾分か還元する、といったものが大まかな流れですね。(専門的な知識を持っている方にとってはモノ足りない、一部間違った説明かもしれませんが、ご容赦ください)

当然、会社が上手くいったり、人気商品を出せば、株価は上がりますし、不祥事を起こしたりすれば当然株価は下落します。それ以外にも、合併や株主優待の権利確定日など、さまざまな要件が複雑に絡み合って、株価は日々変動しています。

さて、ここでようやく「教育」の出番です。

教育においては様々なことを学校で覚えさせられますが、社会に出てみると、暗記していたから世の中でうまくやっていけている、ということは必ずしも連動しませんよね?(もちろん覚えておいたことは無駄ではないのですが)。

教育において重要なことの1つは、「常に動いている物事の関係をしっかり把握できるようになること」、つまり「状況判断力」です。

勉強で覚えたことがいくら膨大にあっても、それを状況に応じて使い分けることができなければ、あまり意味を持ったものとは言えません。

株価は日々動いていますし、その動いていることには絶対に原因があります。それを実際に見て取る良い道具であるのです。

Aという会社の株価はある時期を境に大きく下落した、となれば、そこには不祥事やリコール、合併など、考えうる原因があります。何も原因がなく株価は下落したりしませんからね。

そういう内容を新聞やインターネットなどを見ながら子供と一緒に考えていくことで、「考える力」を付けることができます(同時に社会に勉強や漢字の勉強にもなりそうですね)

<でもやっぱり資金面での心配が>

株というとやはり大きな金額を動かすイメージがありますが、今の日本であれば少額で投資ができるNISA(ニーサ)がありますし、そこまで大きな金額を費やさなくても、投資活動をすることが可能です。

何なら、証券会社で口座を開設しておいて、特に投資をしなくても、各社の株式の変動は見ることができますから、お金をかける必要は必ずしもありません。

<あくまで主導権は親、主人公は子供>

どうしても子供の教育というと、親から子供へと一方通行の伝達になってしまいがちですが、それはできれば避けておきたいところです。

株価についてのある程度の知識がついてきたら、むしろ親がコーディネーターとなりながら、「どうしてこの会社の株価はこんなに上がったのかなぁ?」とか新聞の記事を見ながら、「この会社の株価はこれから上がるかな?下がるかな?」などと質問を投げかけてあげながら、あくまで考える主人公は子供にしてあげると、ゲーム感覚で思考能力が養われるのではないでしょうか?

勉強は「楽しいもの」というイメージを植え付けてあげると、この先の成長が楽しみになるかもしれませんね。