[学習全般]【子育て】子どもの「耳」を育てるとは?方法と考え方

【子育て】子どもの「耳」を育てるとは?方法と考え方

2015/02/20

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よく、「耳を育てる」という言葉を聞きますね。

英語教室や、ピアノの音楽教室で聞くことが多いかと思います。 両方とも聞く力が大切なお稽古事です。 耳を育てるとは、聞き分ける力をつけるという事です。

英語は早いうちに始めないとなかなか上達しないとも言われています。 日本人が苦手とされているはネイティブの正しい発音を聞き取るヒヤリング力です。

実は人間は生まれたとき、英語のLもRも聞き取る耳の力が備わっていると言われています。 しかし、英語を始めるのが遅いと、このLとRの聞き取りに苦労することになります。 日本語の五十音には、このLとRの区別がないのです。 必要ない音は聞き取る必要がないので、日本人は自然に聞き取れなくなっていくのです。 そのため、音を聞き分ける能力が残っている幼少期から英語に慣れ親しむと良いと言われているのです。

人間の能力は、必要に応じて発揮されたり発揮されなかったりするという事ですね。 アフリカでは視力が6.0あるという話も有名です。 日本ではせいぜい2.0の視力があれば十分ですが、アフリカでは6.0見えないと命にかかわるそうです。 人間の視力の潜在能力は6.0あるということでしょうか。

必要なければその能力は発揮されない、発揮する必要がないですからね。 そのため、子どもの能力が隠されてしまう前に、LとRを聞き取らなければならない状況に身を置かせる。 これが英語を早くから始めた方がいいと言われる理由です。

では、英語を始めるのが遅くなってしまったら絶対に英語を聞き取ることができないのでしょうか?

そんなことはありません。 同じように耳を育てるお稽古にピアノのお稽古があります。 このピアノのレッスンを参考にしてみましょう。 ピアノのレッスンをきちんと続けていくと、だんだんとピアノのドレミの音が聞き取れるようになります。

音楽を極めた音大生は、音楽を聴いて楽譜に書くこともできるのです! 音楽で耳を鍛えていくと、日常のふとする音も音階で聞こえるようになるくらいです。 例えば、炊飯器のごはんが炊けた音、電車が発車するときの駅のホームでのメロディなど、全てドレミで聞き取れる力が備わっていきます。

どのようにして、その音を聞き分ける耳を育てていくと思いますか?

まずは、聞いた音を口に出して声に出すことから始めるのです。 誰かの歌を真似して歌うことは誰にでもできますから、誰でも訓練すれば音階を聞き分ける耳を持てるかもしれませんね。

ポイントは、ドの音なら「ド~」と音階名を口に出すことです。 その他、レミファソラシドも同じです。 音階名で歌を歌うのがポイントです。 自分の口から出した音は、耳でも認識できるようになる!ということです。 短期間ではできるようになりませんが、継続的に訓練していくことで耳が育っていくのです。

英語の発音にも同じことが言えるのではないでしょうか? 自分の口から積極的にLとRの違いを発音することにより、耳の訓練もしていきます。 従来の日本の英語教育は、筆記が主だったのでヒヤリングが苦手だったのかもしれません。

英語を始めるのが遅くなってしまった!というお子さんの耳を育てたいのであれば、英語を聞かせるよりも英語を話させる事に意識を向けてみてください。 英語も音楽も聞いているだけでは、耳は育ちません。 口から発することとうまく組み合わせて、耳を育ててあげてくださいね。