建築設計の手法として、限られた条件の中で「空間を最大限に生かす」ため、建物の「外」も視覚的に空間に取り込むように大きな窓を採用することが多くなりました。
そのことによって「プライベートの確保」と、そして、同時に問題になるのが「セキュリティ」のお話しですね。
セキュリティといえば、警備会社に依頼する・・・という発想になりますが、現実的に防犯設備のイニシャルコストと毎月の契約費用が掛かります。毎月、住宅ローンとセキュリティ費用を支払うのは、やはり大きな負担となってしまいますよね。
斯く成る上は・・・「自己防衛」の強化を!
私事ではございますが、我が家ではABLOYの鍵を玄関ドアに採用しています。
みなさんは、この「ABLOY(アブロイ)」というフィンランドのセキュリティ製品を扱うブランド(会社)をご存知でしょうか?
実は、このABLOY社の鍵は、数年前からテレビなどで【絶対に開かない鍵】として紹介されているのです。そして、海外のハイブランドのセキュリティの鍵としては、お馴染みのメーカーなのはご存知でしたでしょうか。
ピッキングに関しては、「最強」と言っても過言ではないかもしれません。
現在、日本でもじわじわと知名度を上げている注目の「防犯の鍵」を、是非、みなさんのセキュリティ対策の情報のひとつとしてお役立てくださいね。
「ピッキングに強い」という鍵は世の中に数あれど、建築家の私がグッとくるポイントがこのABLOYの鍵にはあります!
ポイントは、下記の5つです。
1.ピッキングに強い!
2.鍵のコピーは基本的に不可能ですので、更に防犯性が高い。
3.玄関ドアに設置する鍵(シリンダー)から、南京錠の鍵まで、「ひとつの鍵」だけで開閉することが可能です。鍵を設置する場所が多い方、キーケースの中の鍵がギッシリで困っている方には必見です!
4.鍵(シリンダー)内部が、「錆びない」構造になっているので、潮風などが吹く海の近くの建物や結露の酷い場所に設置されている玄関ドアなどに採用したいですね。
5.ロゴが可愛い!(個人的な意見です)
中でも玄関ドアから南京錠まで同じ鍵で開閉できるのが良いですね。
玄関ドアだけでなく、テラスドアや勝手口、郵便ポストに設置している南京錠や物置や自転車に設置する南京錠まで、1本の鍵で済むならラッキーですよね!
周りは、本当に鍵だらけですから・・・
私のイチオシのABLOYの鍵ですが、もちろんデメリットがありますのでご注意を。
それは、特定のメーカーのシリンダー形状以外は互換性がほとんどないため、玄関ドア等のリフォームでは設置できない場合があり、新規の場合でも、鍵がドアの取手に組み込んでいるような形状の物には採用できなかったりと、設置する際に制約が伴うということです。
そして、ABLOYの鍵(シリンダー)自体は確かにピッキングに効果がありますが、ドアの隙間など、他の要素に「穴」があれば効果は期待できないようです。(本職の鍵屋サンに確認済み)
ドア全体で防犯が出来るような配慮が必要になってきます。
防犯の鍵、ABLOY・・・いかがでしょうか?
「こんな防犯の鍵もあるんだな~」
「他のメーカーの鍵はどうなっているの?」
様々な個性を持った鍵がたくさんあります。
この記事を読んで、そう思ってくだされば幸いです(^-^)