最近では、さまざまな店舗で利用できるようになったポイントカードや電子マネー。買い物金額に応じてポイントが付き、貯まったポイントはお金の代わりとして使うことができるので、利用する人も増えてきました。
種類の多いポイントカードですが、利用の仕方によっては生活費を節約することもできます。今回は、ポイントカードや電子マネーを活用した生活費の節約術についてご紹介します。
ポイントカードにはさまざまな種類があります。レンタルショップのTUTAYAやコンビニのファミリーマートなど、利用できる店舗が続々増えているTカード。
ローソンやケンタッキーなどあらゆる業種の店舗で使えるPonta。
サークルKや大丸などでポイントが貯まる楽天ポイントカードなどがよく知られています。
その他にも、 au WALLET、dポイントカードなど携帯電話ユーザーが利用できるものや、電子マネーとして使えるnanacoやWAON、交通系ICカードのSuicaやPASMOなども買い物した金額に応じてポイントが付きます。
ポイントカードや電子マネーの利用者は多く、何種類ものカードを持ち歩く人も少なくありません。ただ、出かけるお店によって利用するカードが異なると、なかなかポイントを貯めることができないのではないでしょうか。
ポイントカードや電子マネーの利点は、付いたポイントがお金の代わりに使えるところ。カードの種類を絞って利用すれば、ポイントが貯まりやすくなります。
では、自分にとってポイントの貯まりやすいカードをどのように選べばいいのでしょうか?
選び方のコツは2つあります。1つは、さまざまな店舗で共通して使えるカードを選ぶこと。もう1つは、自分がもっとも買い物をする機会の多いお店で利用できるカードに絞って利用することです。
生活費の中でも食費は毎日かかるものなので、特に節約には力を入れたいですよね。
ポイントカードや電子マネーの中でも、毎日の食材を購入するスーパーマーケットで使えるものは、特にポイントが貯まりやすくなります。Tカードやnanacoなどに提携しているスーパーマーケットが近所にあれば、食材を購入するたびにカードを提示してポイントを貯めていきます。
スーパーマーケットによってはサービスポイントが付く商品もあるので上手に活用すれば、さらにポイントが貯まりやすくなります。
貯まったポイントは食材の購入時に利用しましょう。500ポイントや1,000ポイントなど目安を決めてポイントを貯めていき、目標ポイントまで貯まったら買い物に利用します。こうすることで、食費が節約できるのです。
また、近所のスーパーで利用できるポイントカードや電子マネーは、コンビニなど他の店舗でも買い物のたびに提示して、ポイントを貯めていきましょう。利用するカードを絞り、効率よくポイントを貯めていけば、食費だけでなくその他の生活費の節約にもつなげることができます。
ポイントカードや電子マネーでポイントを貯めて利用するには、会員登録をする必要があります。個人情報を登録することになりますので留意しておきましょう。
また、電子マネーは一度チャージをすると、払い戻しができません。また、プリペイド型の電子マネーを紛失した場合、チャージした金額を他人に使われてしまう可能性がありますので、取り扱いには注意しましょう。
それに、ポイントを貯めたいからといって、必要のないものまで購入することは避けましょう。これでは節約のためのポイントが、浪費の原因になってしまいます。
ポイントカードや電子マネーは、いつも利用する店舗で使えるものに絞って利用すれば効率よくポイントを貯めることができ、生活費の節約につなげることができます。ただし、ポイントを利用するには個人情報の登録が必要なので、注意が必要です。
ポイントカードや電子マネーの利点や注意点をよく理解して、生活の中で活用していきましょう。また、カードを利用する際は、カードを扱う会社のサイトやチラシなどで詳細を確認してから利用してくださいね。