例えば、下記のように、改善できそうな部分が見つかるかもしれません。
・項目によっては、もう少し支出を減らせるのではないか
・加入している生命保険は、夫婦二人なら必要保障額の見直しができそう
・医療保険などの払込期間が終身になっている。払込期間を短縮できないか
・所有する車をサイズダウン、もしくは、レンタカーにしてもよさそう
ライフプラン表などを用いてリタイア後の収入・支出を試算して、支出の改善点を見つけたら、そのままにしないで、実際に改善するようにしてくださいね。
□大切なのは気持ちの余裕
貯蓄を増やす3原則というのをご存じですか?
・収入を増やす
・支出を減らす
・運用する
「支出を減らす」は、さきほど生活費の試算のところでお伝えしました。子どもが独立すると、子どもの生活費分だけ支出が減りますので、減った分を貯蓄に回すことができます。「収入を増やす」は、容易なことではありません。
しかし、60歳以降も仕事を続けるなどの方法もありますので、検討してみてもよいでしょう。「運用する」は貯蓄残高が多く、比較的余裕のある方にはよい方法です。しかし、まずは生活費の確保のほうが先決という方の場合は、定期預金など元本保証の貯蓄方法のほうが安心です。
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2024/11/22 更新