しかしながら、現地で健康保険を適用できないということは、一旦、全額自己負担しなければならないということです。渡航先の医療水準や治療の内容によっては、高額の治療費を請求されることもあるので、海外旅行保険が必要なのです。
海外旅行保険を使う場合、病院にもよりますが、(保険会社の提携病院など)自己負担することなく治療を受けることができます。この特徴が「健康保険代わり」と言われる所以です。
また、海外旅行保険の補償内容を説明する際に、多く質問を頂くこと一例をご紹介いたしますので、検討にご利用ください。
「『傷害治療費用』、『疾病治療費用』と『治療救援費用』って違う補償?」
『治療救援費用』は『傷害治療費用』、『疾病治療費用』、『救援者費用』の3項目がセットになった補償項目です。怪我、病気による治療費や搬送費用などが一項目でカバーされます。
「『携行品損害』と『生活用動産』ってどう違うの?」
いずれも、持ち物の破損や盗難に関する補償ということは、共通していますが、『携行品損害』は文字通り、外で持ち物を携行している時や一時的な宿泊施設における補償で、居住施設内の損害は対象外となります。『生活用動産』であれば、携行している時はもちろん居住施設内の損害も補償できます。
留学や駐在など、長期滞在の方は『生活用動産』をご検討ください