住宅[373]

泥棒が「この家は無理だな」と思う狙われない家

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執筆者:高田 和政
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泥棒に入られやすい家には大きく分けて2種類あると思います。

1つには家の周りに隠れやすい場所が多くある家です。特にサッシや玄関などの開口部の近くに、作業のしやすい隠れるスペースがあると狙われます。

隣地境界にブロック塀で作られた防犯壁が目隠し壁となり、逆効果になっているケースが最近よく指摘されています。また、二階のベランダにも注意が必要です。ベランダの柱をよじ登ってしまえば、腰壁で作られたベランダは格好の隠れるスペースになります。

これらのケースは各方面から注意喚起され人々の意識も高まっているようです。

もう一つの泥棒に入られやすい家とは、敷地内の様子があまりにもわかってしまうケースです。これでは外部から眺めて侵入経路や逃走経路を簡単に想像できてしまいます。

つまりはこの2つのケースは、どちらかに極端であるということなのです。

過剰に防衛することにより周辺隣地からの目線の協力が得られない家、必要以上にあけすけにすることにより警戒心を感じさせない家、どちらも狙われやすいといえます。

それでは泥棒に狙われにくい家とはどのようにすれば良いのでしょうか。

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