以前は土地付きの戸建て住宅が一般的に選ばれていましたが、防犯性や利便性の向上により都心の新築マンションを住まいとして選択する人が増えてきました。
そこで、中古マンションと新築マンションのどちらかを検討することになりますが、最近人気の中古マンションに比べて新築マンションの有利な点は以下のようなことが考えられます。
・耐震性が優れている
建築物に求められる耐震基準は大きな地震のたびに改正されています。
また、構造計算ソフトの性能向上により、建物の形状及び地盤の特性に合わせた詳細な検討ができるようになり、より実質的な構造強度が得られるようになりました。専有部分に配置されている耐震壁が少ないためリノベーションのしやすさも特徴です。
・共有配管のメンテナンスのしやすさ
建物の共有配管は建物自身の寿命より短いため、数十年に一度更新する必要があります。最近の新築マンションでは建設当時からその計画がされており、建物全体の寿命を延ばす上で重要なポイントとなります。