4.のまだ入居者がいる状態での検査はどうでしょう。
ご入居者が協力的であれば、ある程度隠ぺい部分も確認することが可能です。しかし、大きな家具の背面に隠れている場合や、点検口の前にものがふさがっている場合などもあり、調査しづらいのは言うまでもありません。このような場合、最低限の目視検査と可動状況など確認するにとどまるでしょう。
※イメージ画像
ホームインスペクションにおいては、技術的な知識や能力以上に、コミュニケーション能力が必要とされるのはこのような状況もあるからです。如何に円滑に調査を進められるかは、インスペクターのコミュニケーション能力に掛かっていると言っても過言ではないでしょう。