平成26年度の2級建築士の設計製図試験の課題が発表されています。
「介護が必要な親(車椅子使用者)と同居する専用住宅」(木造2階建)です。
建築士試験に出題されるぐらいですから、それだけ介護住宅が必要とされている事が予想されますね。10年後には、団塊の世代といわれる全ての方が介護を必要とする年齢になります。
そして、その世代を受け入れる施設は、今のところ不足しています。医療業界では、2025年問題と言われているようです。
これらの事を考えると、両親の介護は出来るだけ自宅でする事が一般的になりそうです。
この介護は、親に限ったことではありません。
若くしても交通事故で車椅子生活になる事だってあります。
この様な背景から、設計時に「将来介護が出来るような住宅にしてください。」とのご要望も多いです。2級建築士の課題は、まさにタイムリーな内容な訳です!
介護が出来る住宅にするためにあなたに覚えておいて欲しい事を3つお伝えします。