教育[725]

否定的な躾(しつけ)が何故いけないのか

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執筆者:立石 美津子
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「零さないで食べなさい」→「綺麗に食べましょう」

「早く準備しないと遅刻しちゃうよ」→「準備をして〇時に到着!」

「走らないで」→「ゆっくり歩こうね」

「大きな声を出さないで」→「小さな声で話そう」

更にネガティブである、自分は線の上から落ちてしまう人間である、失敗するのも私。でも、それすら受け入れながらチャレンジするのです。マイナスの考え、否定的な自分を否定してはいけないのです。

プロゴルファーのタイガーウッズは勝敗を決める最後のパットの時「ホールに入らないかもしれない」「入らないかもしれないから、外さないように打とう」とは思わないそうです。かつてここぞという場面で失敗した自分を受け入れつつも「入るに違いない」と脳に催眠術をかけます。脳を騙すのです。

受験でも「不合格にならないために頑張って勉強しよう」ではなく「不合格になるのも又自分。でも合格したらラッキー」とキャンパスライフを想像して「頑張って勉強しよう」とすればいいのです。
 
人は認めてもらいたいのです。つまり脳は認めてもらいたがっているのです。

だから、すべてを受け入れた上で奮い立たせる。

こう考えると否定的な言葉で躾けることを止めたくなりませんか。

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