教育[725]

現行犯主義で叱ろう【子どもの叱り方】責任転嫁しない!

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執筆者:立石 美津子
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又、教室に一度たりとも見学に来たことのない父親を持ち出して「主人もそう言っています」と文句を言う人がいます。自分だけで責任を負いたくない気持ちで他者の力を借りる、自分自身の言葉で相手に文句を言う自信がどうしても持てないのでしょう。

更には、教師というプロフェッショナルな仕事をしているのに「後でお母さんにも伝えておきます」といない人に告げ口したり、「この間もそうだったよね」と過去を持ち出す先生も実際にいますがよくない対応です。
 
会社に入って部下を持った時、強く言えなくて「社長が『納期を守れ!』と言っているので皆さん何とか頑張ってください」と社長の力を借りて何とかやらせようとする情けない上司。結局は部下から甘く見られて信頼されなくなってしまいます。

子どもは大人の思うようにはなかなか育ちません。周りの大人がしているように育ちます。大人が他人の力を借りてしつけをしようとすると子どもも注意された時、大人の姿を真似して「だって○○ちゃんがいいと言ったんだもん」「○○だって同じことやっているよ」とその場を逃れようと言い訳をするようになってしまいます。

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