教育[725]

【小学校入学】上手に友達を作るための家族の関わり方

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執筆者:門衛 教育運営チーム

小学校入学と共に保護者の方が気になることというと 「子供が学校に馴染めるかどうか?」 「子供に友達ができるかどうか?」 ということではないでしょうか?

小学校への入学時は今まで慣れ親しんだ幼稚園の友達との別れを経て、 新しい友人関係を作ることになります。「友達100人できるかな?」の言葉のように、 なるべくなら友人関係で苦労して欲しくないというのが、 保護者の本音ともいえます。

●すんなり友達ができる子とは?
物おじしないような積極的な子供なら、友達作りは全く 苦労しないようです。 初めての教室に行っても自分から近い席の子供に話しかけたり、 周囲とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。

こうした子供の場合は、親としてもあまり心配にならずに 安心して送り出せそうですね。

●内気な子供は友達を作る時に大変なことが多い
内気な子供は、なかなか周囲に馴染めないという性格の持ち主です。 内気な子供の場合、小学校に上がる時点でもうすでに「内向的な性格」に仕上がってしまっていて、 何かのきっかけがないとなかなか自分を変えることができないようです。

「うちの子は内気だから友達が出来にくくても仕方がない」と 開き直って放置してしまうのは考えものです。なるべくなら小さいうちに、こういった兆候が見られたら、 親が進んで変えてあげるような努力をしてみることをお勧めします。

●子供が内気だと感じ始めたら直すように取り組もう
まずは子供が周囲の人と話す事を苦に感じないように、 親が協力してあげることも必要です。

・ご近所さんとあいさつを日常的にさせてみる
最近の子供さんは近所の人や大人に挨拶の習慣があまりないようにも 思います。でも、人との交流は挨拶が基本になっています。友達を作る時も、まずは挨拶をするところから 始まっていきますよね。 周囲の人と会ったら挨拶することが大切ということを覚えてもらいましょう。

・家庭や祖父母、いとことの会話をたくさんする
現在は核家族化も関係して、子供が他人と会話するという ことが少なくなっている気がします。 また、親が共働きという事情も加味して、家族団らんの機会も減っている家庭も少なくないようです。同年代の子供達との会話ももちろんですが、 家族との会話、祖父母との会話、いとことの会話を通じて、 「会話力」を身に着けさせるといいでしょう。

積極的に家族団らんの機会を設けて、会話を通じて自分の意見を子供に述べさせたりすることも、会話力のアップに繋がります。 人前で話すことが緊張しないものだという意識を持ってもらうために、 会話の機会を増やす事をおススメします。

また、友達との会話をたくさん増やせるように、 子供が疑問に思ったことは親が一緒になって子供と勉強してみると いいでしょう。得意なことが一つでもあると、友達作りも上手にできることが あるので何か特技を身に着けてみるのもいいかもしれませんね。

●子供が相談してきたらすぐに応じる
おそらく初めての小学校の生活になかなかなじめず不安を抱えることも多いでしょう。 何か困ったことがあって親に相談することもあるかもしれません。そんな時は後回しにせずにすぐに話を聞いてあげましょう。

 

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