上手な塾の選び方・・とても大切なことだと思います。
なぜなら、学校以外の貴重で限られたお子様の学習の時間を、お子様に合わない塾に通わせてしまうことが、とても無駄で後悔してしまう結果になるからです。
もちろん、費用の面でも無駄な出費となってしまいます。
有意義にお子様の時間と費用を使われることが理想であることは言うまでもありません。ぜひ、お子様の塾について今一度検証なさることをお勧めします。
まず、お子様の性格について考えてみることが大切です。現在塾の形式としましては、個別指導、先生一人に対して、お子様5人までの個別指導、また、先生一人に対して、お子様一人、クラス指導は、先生一人に対して20人〜30人程度のクラス指導があると思います。家庭教師指導という形もあるかと思います。
このどのタイプがお子様の性格に合っているかを、検証してみてください。
まず、どこの塾でもお試し期間や、夏休みや学年の変わる春休みなどの講習に参加してみてください。いろんな塾やタイプの塾に参加してみることによって、相性のよい塾の形式を見つけてみてください。
集団のクラス授業が合うタイプのお子様は、どちらかというと、活発なタイプです。わからないことがあると、積極的に先生に質問できるお子様は、このクラス指導に参加しても、切磋琢磨でき良い結果がでる場合が多いように思います。
反対に少し消極的なタイプで、集団の中だと、わからない問題があっても、まわりの子供たちに合わせて、授業の妨げにならないように、わかっているふりをついついしてしまったりする行動にでるタイプのお子様は、個別指導があっています。先生とじっくり、マンツーマンで、わからないところを、ゆっくり指導していくタイプです。
どのタイプが親の目で見て、客観的にあっているのか、検証してみてください。その上で、お子様に、どんな塾にいきたいのか、どんな先生が良いのか、希望を話し合ってみてください。
決して、親の意見を押し付けるようなことは、やめてください。勉強や塾を嫌いになってしますきっかけになる可能性があります。ぜひお子様の意見をじっくり聞いて、その上で親の意見や担任の先生のアドバイスをもらい、家族やお子様全員が納得いく形で塾を決めていくことが大切です。
いくら優秀な塾であっても、お子様にあっていなかったり、イヤイヤ通う環境では、決して良い結果はうまれてこないのです。
塾に関しては、定期的に家族で話し合い、このまま通っても大丈夫かどうか見直す必要があります。面倒だからと放っておくと、大切な時間と費用の無駄になってしまいます。ずるずるしないで、早めの適切な判断が大切なのです。
日々お子様は成長しています。成長とともに、どんどん苦手教科や得意教科も変化していくので、お子様と頻繁に話し合い、対処していきましょう。
話し合うことが習慣となると、勉強や学習意外の生活面での問題も早めに気付くことができます。早く気が付くということは、傷も浅く問題も大きくなることがなく解決できます。
お子様は必ず何かしらシグナルを発していますので、汲み取ってあげてください。
家庭教師についてですが、こちらは先生と親しくなりいろいろと相談したりメンタル面でも良い効果があります。
しかし、学習面での相性も合わせてみていく必要があります。お子様は相性良く大好きでも、成績につながらなければ、何もなりませんので、冷静な判断が必要となります。家庭教師学習の場合は情報面で強い学習塾と併用のパターンでも場合によっては良いかもしれません。お子様の学年が高くなればなるほど、受験の面での情報はとても大切になってきます。
受験では、情報がかなり重要になります。その情報を、学校では十分得られない場合が多々あるので、学習塾でぜひ積極的に得てください。
塾によっては、年間数回個人懇談を設けてくれる塾があります。もし個人懇談がなくても、塾に問い合わせて、懇談をお願いしてみてください。ご両親からの懇談の申し込みを断る塾はほとんど無いかと思います。
もしお断りになられる塾ならば、少し考えた方が良いかもしれません。
直接先生や、塾側お話してみると、お子様の様子や地域の受験の現状などを理解できとても良い勉強になると思います。これからの教育において受験や塾の問題は避けては通れない問題です。
ぜひ親子で話しあいお子様にぴったりな塾に出会われることをお祈りしております。