教育[725]

学生必見!簡単にできる夏休みの上手な予定・スケジュールの立て方

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執筆者:門衛 教育運営チーム

学生さんにとって、待ち遠しい夏休みが近づいてきました。旅行、レジャー、部活、夏期講習など、様々な予定を立てていることでしょう。

しかし楽しい夏休みだからといって遊んでばかりいると、夏休み明けの勉強が大変なことになってしまったり、今まで同じ実力だった友達が自分よりも上を行っている、なんてことにもなりかねません。

学校の勉強がストップする夏休みは、今まで習ってきたことの復習や苦手教科の克服、ちょっと難しい応用問題に挑戦など、いつも忙しくてなかなか手が回らない勉強をするチャンスでもあります。

受験生にとっては「天王山の夏」と言われる程、大切な時期でもありますよね。 ここではそんな大切な夏休みを、遊び、部活、学校の宿題などと両立した上手な勉強スケジュールの立て方をご紹介したいと思います。

1.やらなければいけないことを書き出そう

まず1枚の紙を用意して、この夏にやらなければならないことを書き出してみましょう。

1番は学校の宿題です。主要教科の宿題はもちろん、副教科の宿題も意外と時間を取られるものが多く侮れません。書き出してみると、「学校の宿題だけでも、こんなにあるのか!」とビックリする方も多いと思います。

まず書き出して、きちんと量を把握することはとても大切です。作文、絵画、読書感想文、自由研究などは、何日あれば完成出来るか考えておくと良いでしょう。

やらなくてはならない学校の宿題を書き出した次は、自分がこの夏勉強したいと思っていることです。

今までの復習だったり、弱点克服箇所だったり、2学期からの先取り学習だったりと、人それぞれでしょう。解いておきたい問題集や、毎日少しずつでもコツコツやりたい漢字、英単語学習なども良いですね。

2.各教科の割合を決めよう

夏休みの勉強内容を書き出したら、次は、各教科をどのくらいやるか配分を決めましょう。

予定を立てずにいると、自分の好きな教科ばかり勉強して苦手な教科は手つかず・・・なんてこともよくあります。

「英語と数学は毎日、国語、理科、社会は1日おきや週末にまとめて」、「好きな教科はもっと伸ばしたいから毎日、苦手な教科は少しずつでも理解したいから1日おき」など、自分の出来るペースを考えて、ざっくりとで良いので毎日の予定を組み立てましょう。

3.勉強出来る日、出来ない日をチェックしよう

40日近くある長い夏休みは、予定が入って勉強出来ない日もあれば、時間に余裕のあるオフの日など様々でしょう。そんな予定を、カレンダーやスケジュール表に書き出してみましょう。

この日は1日遊ぶからダメ、この日は部活の試合だから夜しか勉強出来ない、この日は何も予定がないから勉強時間が取れる、などです。1日勉強出来ない日や時間帯などに斜線を引いたりすると、自分がいつ勉強出来るのかが一目瞭然です。

これをすることによって、勉強出来る日・時間が把握しやすくなり、スケジュール管理もしやすくなります。

4.勉強予定を入れないフリーの日を作っておこう

どんな立派な計画を立てても、大体の人はその計画通りにいかないものです。 予定通りに進まないのは想定内として、必ず1週間に1日程、何も予定を入れないフリーの日を作っておきましょう。もし予定通りに進まなくても、フリーの日があればそこで調整が出来るからです。

5.今まで書き出したものをまとめよう

最後に、今まで書き出してきたものをまとめて、スケジュールを完成させましょう。

「3」で書き出した日程表には、自分が勉強出来る日・時間帯が分かるようになっているので、いつどこで、どの勉強をするのか埋めていきましょう。

時間のかかる絵画や読書感想文などは、時間に余裕のあるオフの日をまるまる1日当ててみたり、予定があって夜しか空いてない日はきっと疲れているだろうから、問題集を数ページだけ、などなど自分の予定を考えながら埋めていくと無理のないスケジュールが組み立てられると思います。

これが出来れば、あとはスケジュール通りに勉強を進めていくだけです。 例えスケジュール通りに行かなかったとしても、時々設けてあるフリーの日に計画調整が出来るので安心です。

いかがでしたか? 長いようであっという間に終わってしまう夏休み。 うかうかしていたら、何もせずに終わってしまった!なんて恐ろしいことになりかねません。

夏休みをどう過ごすかによって、秋以降の成績が左右されると言っても過言ではないのです。

夏休みに充実した勉強をしたいと思うなら、まず効率的なスケジュールを立てるのが第一歩です。しかし、ここで大切なことは「無理をしない」ということです。 無理な計画を立てれば、必ず綻びが出てきてしまいます。

無理をしない余裕のあるスケジュールが、上手に計画を進められる秘訣と言っても良いでしょう。 この夏、無理をしないスケジューリングでライバルたちの1歩先を行きましょう!

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