子どもの勉強にはあまり口を出したくない!とは思っても、子どもの成績が気にならないと言ったらウソになりますよね。 時には、なんでこんな簡単な問題もできないの?と怒りがこみあげてきてしまうこともあるかもしれません。
どんなに簡単な問題を間違えても、子どもがきちんと理解をしていれば問題はありません。 間違いを理解さえしていれば次のステップへ進めますから。 大切なのは間違えたことを突っ込むことではなく、きちんと理解しているのか確認してあげることではないでしょうか?
それでもひとつひとつお母さんがチェックしてあげるのは意外と大変です。 自分で進んで勉強してくれるような子どもになれば楽なのにな~と思ってしまいますよね! 自分で進んで勉強してくれる子どもとは、どんな特徴があるのでしょうか。
子どもの中には親が「勉強をしなさい!」と言わなくても勉強をしてくれる、手のかからない子どももいます。 親に言われたから勉強をするわけではないし、先生に言われたから宿題をするわけではないのです。
そういう子どもは自分で進んで勉強の計画を立てて、自分で勉強を始めます。 そこまでしてくれるようになると親としては口を出すことはありません。 こういった子どもに共通して言えるのが「勉強が好き」ということです! 好きだから、自分から進んで勉強に取り組むことができるのです。 どんな子どもにも、時間を忘れて取り組んでしまうような好きなことがあるはずです。
お母さんの声が聞こえないくらいゲームに熱中してしまう子どもがいるかもしれません。 マンガを読みだしたら集中して、何時間も時間が経っているという子どももいるかもしれません。 ゲームが好きな子どもにゲームをやめなさいと言っても、親の目を盗んでやろうとします。 マンガ好きな子どもにマンガを制限しても、親の思い通りにはなりません。 好きなことは親でも制限するのが難しいことがわかります。
では勉強を好きにさせるにはどうしたらいいと思いますか?
逆になぜ勉強が嫌いなのか考えてみてください。 単純に「勉強ができないから」ではないでしょうか。 運動でも勉強でも、できない事が楽しいはずはありません。 勉強は理解でき、問題が解けると楽しいものです。 その勉強の楽しさを早い段階で気づかせてあげる必要があります。 小学校低学年はそんなに難しい勉強はしていないので、普通に宿題をこなしていれば授業にはついていけるでしょう。 その小学校低学年の段階で、宿題をする習慣を家庭でつけてあげてください。
必要ならば最初はお母さんが付き添ってあげてもいいです。 テレビはもちろん消して家族全体で勉強する時間を作ります。 学校の勉強は1回ついていけなくなってしまうと、巻き返すのが大変です。 小学校低学年だとまだまだ家で面倒を見るレベルではないと思うかもしれませんが、勉強が嫌いになってしまってからでは取り返しがつきません。
嫌いな物を好きにさせるのは親でさえ大変なことです。 勉強を好きにさせるためには、勉強ができる子に育ててあげること。 早い段階で子どもの勉強に対する姿勢を親がコントロールしてあげることが勉強好きへの第1歩かもしれません。