株価は、「その企業の、将来性で動く」のです。
前述の藤田さんや三木谷さんは、終わった期の業績分析はたいしてしゃべりませんでした(財務担当役員とかに任せ?)が、これからの戦略や事業環境について説明をするのが、とても上手です。
大赤字の決算発表をした企業でも、来期の業績見通しが良ければ、株価は、一旦ショックで下がったとしても、早い時期に反転し、今度は大暴騰をする、というパターンは良くあります。
そろそろ、3月決算の企業が、業績予想の修正発表を始める時期です。上場企業は、すでに発表している今期業績予想の数値が、売上で10%以上、利益で30%以上変わる場合は、速やかに開示(発表)する、というルールがあります。
投資家としては、そういった下方修正などで急落した銘柄が、もし今期以降に響かないような原因での修正であれば、そこを狙うべきでしょう!
下方修正で慌てて売る人たちの逆を行く!
「人の行く、裏に道あり花の山」
とは、古くからの相場の諺です。