[その他見直し]保険は損得では語れない~保障ニーズに見合った保険料とは?

保険は損得では語れない~保障ニーズに見合った保険料とは?

2014/09/11

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保険には、終身保険や養老保険、個人年金保険などの貯蓄機能を兼ねたものもありますが、保険の本質は、万一のリスクに対する助け合いの仕組みに基づいた、経済的保障機能です。そして、保険料は準備したい保障に対する権利を得るための必要コストと考えられます。
 
自分の保障ニーズに見合った保険料かどうかは、年齢やライフスタイルの変化に合わせて、「どのような保障をどのようなバランスで準備したいか」を考えた上で、それをカバーできる保険に価値を見い出せるかどうかで判断すべきです。
 
保険は、保障する病気やケガに伴う経済的リスクの内容や規模にバラツキが大きいため、定量的な損得で評価することが難しい金融商品と言えます。
 
「払い損となる保険よりまず貯蓄」と主張する人たちの問題点は、保険の保障機能やリスクをさほど考慮せずに、保険金の期待値(リスク確率×保険金額)と総支払保険料との差額による損得で説明しようとすることです。
 
さらに、保険金の期待値を計算する際のリスク確率に、平均値化した統計上の死亡率や罹患率、入院日数などを用いることは、保険会社が合理的な保険料を決める際には役立つでしょう。
 
しかし、個々人のリスクに平均値化した統計数字を用いて計算し、その損得勘定によって保険の必要性の有無を判断すると、保険本来の役割である万一のリスクに対処できない可能性があることを十分に留意しておく必要があります。