[しつけ全般]【謙遜の美徳は通じる?】褒め言葉への対応と配慮で成長にプラスを

【謙遜の美徳は通じる?】褒め言葉への対応と配慮で成長にプラスを

2014/11/10

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幼稚園、保育園のお迎えの時間、「今日、○○ちゃんはみんなの出したおもちゃを綺麗に片づけてくれたんですよ。本当に成長しましたね」と先生が褒めてくれました。

「なんだか気恥ずかしいわ」「親バカと思われたくないわ」

そんな気持ちで出た一言。
 
「そうですか。そんなことないですよ。家では散らかし放題なんです」
 
日本には“謙遜の美徳”があります。
 
「つまらないものですけれど」と持ってきた菓子折り。空けてみたら“虎屋の羊羹”(虎屋=羊羹が有名な美味しい和菓子の老舗)「なんだ!いい品物じゃあないか、虎屋に悪いじゃあないか!」と筆者は思ってしまいます。
 
粗末なものとして“粗品”と熨斗紙なんかが貼り付けてあったりします。
 
子どもについても“虎屋の羊羹”のように子どもが優れたものを持っているのに、他人の前で謙遜するママがとっても多いのです。

筆者は教室で子ども達に文字の読み書きを指導しています。毎回様々な発見、成長があります。授業後、お迎えに来た保護者に「○○君はとっても集中していました」と伝えると、「え、そうですか?家では落ち着きがなくって、先生の指導の仕方がいいからですよ」と謙遜する人が99%。

中には「ありがとうございます。家でも最近、グングン成長していて喜ばしいと思っていたところなんです」と褒める人もいますが、外国育ちだったりします。そして「自惚れママ」と陰口叩かれたりします。

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2024/04/24 更新