[カラダのこと]切迫早産って大丈夫なの?知っておきたい妊娠期間の過ごし方

切迫早産って大丈夫なの?知っておきたい妊娠期間の過ごし方

2015/04/22

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妊娠期間は約10ヶ月。

出産ギリギリまでお仕事を続ける方もいるでしょうし、自宅でゆっくり過ごす人もいるでしょうから、その限られた妊娠期間の過ごし方は人それぞれです。

その間の妊婦健診で、毎回順調なことが確認できればいいのですが、ある日突然、「切迫早産」と言われてしまうこともあります。

初めての妊娠では、切迫早産と言われても、まさか自分が?とすぐに理解できないかもしれません。 妊娠期間は出産まで何が起きるかわかりませんので、正しい知識を持っていることが大切なのです。

そもそも切迫早産とはなんなのでしょうか。

妊娠22週から36週までの間に赤ちゃんが産まれてしまうことを早産といいます。 切迫早産とはその手前の状況で、赤ちゃんが産まれてきてしまいそうな危険な状態です。

似た言葉で切迫流産という言葉もありますが、妊娠21週以前の状態だと呼び方が変わり、切迫流産となります。 流産や早産してしまったわけではなく、妊娠状態は継続されています。 実際に、切迫流産・切迫早産と診断されても無事に出産している女性はたくさんいます。

そのため、切迫早産と診断されてからの妊娠期間をどう過ごすかが、とても重要になります。

切迫早産と言われても、入院になる場合と自宅安静になる場合があります。 必ず入院というわけではなく、症状によるようなのです。 どちらの場合も、とにかく安静にしているしかありません。

入院ではなく自宅安静だと、ついつい家事をしたり動いてしまいそうですが、1日中寝ているくらいのつもりでおとなしくしているしかありません。 多くの場合は旦那様に協力していただくことになるでしょうが、可能であれば実家のお母様に頼ってもいいでしょう。

自宅安静の場合、お薬を処方されることになります。 張止めのお薬で、早産や流産を防ぐと言われているお薬です。 妊娠中は病院で処方されるお薬でも大丈夫かな?と思ってしまいますが、この張止めのお薬は絶対に飲んでくださいね。

この張止めの薬が開発されたことで、世の中の流産・早産が減ったと言われる画期的なお薬だそうです。 1日3回と言われるかもしれませんし、1日4回と言われるかもしれません。 1日6回と言われる人もいたりと、その症状によりひとそれぞれです。

そんなに薬を飲んでいいの?と思ってしまいますが、この張止めのお薬に関しては時間の間隔をあける必要もないらしく、お腹の張りを感じたら多めに飲んでもいいくらいだそうです。 最大で1日8回飲んでもいいと言われているお薬なのです。 ここで遠慮して、お薬の量を勝手に減らそうとしてはいけません。

このお薬で自宅安静でも症状が悪化してしまう場合は、入院しなくてはいけなくなってしまいます。 入院すると服用しているお薬よりも強いお薬を点滴することになります。 できるだけ自宅安静の状態で乗り切りたいですね。

そもそも切迫早産の人の詳しい症状とは、赤ちゃんの出口の子宮頸管(しきゅうけいかん)が短くなってしまうのが原因です。

妊娠周期によって目安の長さは異なりますが、短くなりすぎると赤ちゃんが出てきやすい状態になるからです。 この子宮頸管が短くなってしまうのは、痛くもなんともありません。 妊婦さん本人にとって、自覚症状がないのが怖いところなのです。

切迫早産と言われたら、痛くなくても安静にしていなくてはいけないのはそのためなのです。 無理をしてでも安静にしなくてはいけません。

妊婦さんによっては、じっとしている方がつらいかもしれませんね。 家にいるだけに感じるかもしれませんが、毎日お腹の中で赤ちゃんが少しずつ成長していることをイメージしてみると、嬉しい気分になりますよ。 なかなか外にも出られないので、上手に気分転換をしましょう。

一度切迫早産になってしまうと、出産まで安静にし続けなくてはいけないのかと思ってしまいます。 しかし症状が安定するようであれば、途中で薬を飲む必要がなくなったり、外出許可が出ることもあります。

外出許可が出ても、バリバリ運動をしてはいけませんが、外でお茶をしたり、ちょっとした買い物なら可能になります。 症状がよくなるように、必要なときはゆっくりと身体を休めるようにしましょう。

切迫早産と診断されても、多くの女性が無事に出産をしています。 出産時に早産になってしまうのが心配であれば、総合病院などの施設を整えた病院で出産をしてもいいですね。 1度出産の予約をしてしまってから、病院を変えることも可能ですよ。 妊娠初期と状況が変わってしまっているのであれば、きちんとキャンセルをすれば大丈夫です。

赤ちゃんとママが安全にお産ができる、1番良い環境を選んであげるようにしてあげてくださいね。