[投資全般]Vol.5 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

Vol.5 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

2014/03/19

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例えば、テクニカル分析の底打ち反転サインとして、ダブル・ボトム「二つの谷(安値)とその間に一つの山(高値)があるチャートパターン」やトリプル・ボトム(逆三尊と言われ、三つの谷と二つの山で形成され二つの谷に挟まれた真ん中の谷が一番低い形となったチャートパターン)をつけ反発したり、長い下ひげをつけた大陽線(始値より終値の方が高くなったとき、ローソク足でその形状が長いもの)が出現したりします。

また、下降トレンド線を、出来高を伴って上回る現象が出たり、「半値八掛け二割引き(高値の半値を八掛けして、さらに2割引した価格、つまり高値の32%が下げ止まりの目処になるという用語)」、「高値から三分の一もしくは三分の二押し」、「半値押し」と言われるように、株価が底を打つ経験則に基づく水準にタッチ、もしくは近づいた後、大幅反発したかどうかを見ることが大事です。

ファンダメンタルズ分析の底打ち反転サインとしては、例えば、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)が過去平均から下に2σ(標準偏差)から3σ乖離した後に大幅に上昇するなどのサインをうまく読みとり、今後の大幅上昇に備えます。

一方、セリング・クライマックスからの急反発の時と異なり、底打ちから反転、上昇する場合、マーケット参加者の無関心、しらけムード、懐疑のうちに、スルリスルリと緩やかに上がっていく場合もあるので、その場合は、マーケットの動きにあわせて徐々に買いを行っていくと良いでしょう。

以上、マーケットの大暴落を経験しても、トレード・トラウマ(心的外傷)やそれによる症状を回避し、前向きに投資を行うための方法として「トレード・リスク・マネジメント」と「トレード・クライシス・マネジメント」について見てきました。

「トレード・リスク・マネジメント」と「トレード・クライシス・マネジメント」の適切な実施により、危機(クライシス)という「ピンチ」を「チャンス」に変え、少しでも皆様の投資の成果につながれば幸いです。 

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
 
上記のコメントは筆者の個人的な見解であり、筆者が所属する会社または組織の見解ではございません。また個別銘柄の推奨、商品の投資勧誘を目的としたものではありませんのでご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。