[投資全般]Vol.4 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

Vol.4 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

2014/03/18

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テクニカル分析の天井打ちサインとして、例えば、ダブル・トップ(二つの山(高値)とその間に一つの谷(安値)があるチャートパターン)やトリプル・トップ(三尊天井と言われ、三つの山と二つの谷で形成され、二つの山に挟まれた真ん中の山が一番高い形となったチャートパターン)をつけ反落したり、長い上ひげをつけた大陰線(始値より終値の方が安くなったときローソク足でその形状が長いもの)が出現したり、上昇トレンド線を、出来高を伴って下回る現象が出たりします。

また、ファンダメンタルズ分析の天井打ちサインとして、例えば、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)が過去平均から上に2σ(標準偏差)から3σ乖離した後に大幅に反落したりします。

これらのサインをうまく読みとり、今後の大幅下落に備えます。

その時には、「中長期的な上昇局面の中の短期的な暴落」なのか、「大天井をつけ、今後も下落トレンドが継続するマーケット・フリーフォールの前に出てきた暴落」なのかを判断していかなければいけません。

前者であれば、その暴落の場面で積極的に買いを入れたり、現在、保有している銘柄を継続保有することで、今後の上昇トレンドに戻るリバウンド(反発)の動きをとらえ、トレード成果の向上を目指す必要があります。

一方、後者であれば、暴落場面で買いを入れたり、保有している銘柄を継続保有した場合には、その後のマーケット・フリーフォールの動きで損失がさらに拡大してしまう可能性があるので、株式の売却やウェイトの変更を行っていかなければなりません。

その違いの判断を行う方法として、後者によくあらわれると思われるサインを以下に示します。
 
ファンダメンタルズ面では、株価は景気の6ヵ月程度先を見ていると言われることから、景気や企業業績の急変のサインに目を凝らす必要があります。下請けの中小企業が系列の大企業からの発注量が横ばい、もしくは減少傾向になっているとか、工場の稼働率が落ちてきているとか、企業の営業現場レベルで、会社のガイダンス達成のために会社の上層部から下りてきたノルマの数字達成が困難になってきているとかは、景気や企業業績の先行きの動向の変化を示す一つのサインだと思います。