[投資全般]Vol.1 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

Vol.1 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

2014/03/12

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適切な対処の方法として、まだ起きていないマーケットの大暴落に対して、それを予知・予測することで、受ける影響・ダメージをなるべく軽減しようという『未来』に向かって適切な対応を行う「トレード・リスク・マネジメント*1」と、マーケットの大暴落が起こった後の『過去』の惨事・出来事に対して適切な対応を行う「トレード・クライシス・マネジメント*2」が必要と考えます。

*1「トレード・リスク・マネジメント」とは、筆者の造語であり、マーケットの大暴落が起こる前に、それらを予知・予測し、「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト*3」を予防、軽減、回避し、そのダメージを極小化するための管理手法と定義します。

*2「トレード・クライシス・マネジメント」は、筆者の造語であり、トレードの危機管理を意味し、マーケットの大暴落が発生した後に生じる「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト」を軽減するため、適切な事後対処や復旧・回復を図る管理手法と定義します。

*3「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト」は、筆者の造語であり、マーケットの大暴落によって、株式、為替、商品先物など価格変動商品の売買を行う投資家にもたらされる金銭面、心理面、雇用面や家族・顧客など周囲との関係から受けるさまざまなマイナスの影響と定義します。

では、「トレード・リスク・マネジメント」と「トレード・クライシス・マネジメント」の必要性と、具体的な内容について以下、説明していきます。

「トレード・リスク・マネジメント」と「トレード・クライシス・マネジメント」の必要性

起こる確率の低いマーケットの大暴落を予測し、それにどこまで備えるか?は投資家にとって、とてもむずかしい問題です。

●こんなに楽観的で、強気の見方をとることができるマーケット環境の中で、そもそも本当にマーケットの大暴落は起きるのか?

●ただの杞憂、思い過ごしじゃないのか?

●マーケットが大暴落するという意見は、買いそびれた人たちが言う負け惜しみじゃないのか?
 
また、

●ただただ、マーケットの大勢を占めている意見に反対のことを言って目立とうとしたり、驚かせて楽しんでいるだけじゃないのか?

といった見方が出るとともに、

●そもそもマーケットの大暴落に備える方法が何なのか分からないし、常日頃、マーケットのトレードでいつもやっているロスカット(損切)などポジション管理で対処すれば特段、大丈夫だろう。

とか、

●仮に大暴落に備える方法が分かったとしても、それを導入するために余分なコストがかかったり、事前に対応することで儲け損なうなどの機会損失が生まれるんじゃないか?

といったことが頭に浮かんだりします。

そうした中でなぜ「トレード・リスク・マネジメント」と「トレード・クライシス・マネジメント」が必要なのでしょうか?