[投資全般]マーケットの大暴落により引き起こされるトレード・トラウマとは?

マーケットの大暴落により引き起こされるトレード・トラウマとは?

2014/03/07

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トレード・トラウマから引き起こされる症状の予防と対応策とは?

これらの症状の予防と対応策として、マーケットの大暴落により、心の外傷を受けた後には、できる限り、安全な環境と人間関係を作ることが必要です。

上司、メンター、同僚、トレード仲間、家族、カウンセラーなどができる限り、そばにいて安心させ、心配し守るということを本人にきちんと伝えてあげることが大事となります。

また、自分が抱えている様々な感情、考えを気兼ねなく、話せるような環境を整えることも必要です。

情報の共有は、一体感の醸成、孤独からの解放、カタリシス効果(心の内にあるさまざまな不安やイライラ、苦悩や怒りなどの感情を言葉として表現することで、その苦痛が解消され、安堵感や安定感を得ることができると言われる効果で、心の浄化作用とも表現されます。)とともに長期的なトレードスキルの向上のための知識、ノウハウの整理・蓄積にもつながりますので本人のこころの状態を見ながら、推進の判断を行っていくといいと思われます。

テレビ、ニュース、雑誌などで、「株価、大暴落」、「失業、倒産が広がり、日経平均5000円割れも視野」、「株価暴落、業績悪化で給料激減し、家族離散、ローン借金地獄へ」などマーケット大暴落に関する暗く、ネガティブな放送、記事などに接することをなるべく避けるようにすることも必要です。

もし、それを見たときには、周囲の人が、その都度、安心させるようにしてあげることも大事となってきます。その他の予防策として、食事と睡眠をとったり、呼吸運動や深呼吸によるリラクセーションなどセルフケアの方法を理解し、実際に行えるよう手助けをしていくことが大事となってきます。

ただ、上記で述べてきたことは、どちらかというとトレード・トラウマに関する応急的な対応であり、このような症状が長期間にわたったり、また複数の症状があらわれた時には、速やかに専門家の診断と治療を受けることが大事だと考えます。
 
以上、「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト」が、場合により、トレード面でのトラウマ(心的外傷)となり、トラウマによるストレスが、急性ストレス障害「ASD」や心的外傷後ストレス障害[PTSD]などを引き起こすことで、トレードの継続が困難になったり、トレードによる成果(パフォーマンス)が低下する可能性を見てきました。
 
先に述べたように、ポジティブ投資のより良い実践のためには、マーケットの楽観的で、プラスの面だけでなく、悲観的で、マイナスの面もきちんと知ることが大事です。
 
そうした点を踏まえた上で、次回は、プラスの面に焦点を当て、マーケットの大暴落を経験しても、トラウマ(心的外傷)やそれによる症状を回避し、楽しみながら前向きに投資を行うための実践方法について詳しく見ていきたいと思います。
 
上記のコメントは筆者の個人的な見解であり、筆者が所属する会社または組織の見解ではございません。また個別銘柄の推奨、商品の投資勧誘を目的としたものではありませんのでご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。