[投資全般]マーケットの大暴落により引き起こされるトレード・トラウマとは?

マーケットの大暴落により引き起こされるトレード・トラウマとは?

2014/03/07

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家族・顧客など周囲との関係の影響について(心理面も含む)

マーケットが大暴落した場合には、経済的な困窮を背景に、けんかが絶えず、家族間の人間関係が悪化することも考えられます。また、最悪の場合には、離婚や家族離散の可能性もあり、その場合には家族からの精神的なサポートを失うことも考えらます。

マーケットに関わる顧客を抱えていた場合には、価格の急落を通じて、顧客からの苦情、批判などを受けたり、成績が上がらず、上司や会社から精神的な苦痛を受ける可能性も考えられます。

また、マーケットの大暴落など自分の想定とは大きく異なる動きとなった場合の心理的ショックは計り知れず、トレードに関する自信喪失、自己肯定感の低下に加え、大事にしていた顧客の資産を減らしてしまったことによる罪悪感ややりきれなさを感じ、抑うつ、イライラ、ひきこもり症状などがもたらされたりすることで、周囲との人間関係が悪化する可能性も考えられます。

自分がこれらの状況に直面したり、自分以外の人達がこのような場面に直面したことを目撃した場合なども、「トレード・トラウマ」になる可能性はあると考えられます。
 
以上、「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト」による金銭面、心理面、雇用面や家族・顧客など周囲との関係から受けるマイナスの影響がトラウマとなる可能性について見ていきました。
 
次に、トレード・トラウマによって引き起こされる症状やその予防と対応策について見ていきます。 

トレード・トラウマによって引き起こされる症状とは?

具体的には、トレード時やトレード以外の場面でも、不安、イライラ、抑うつ、不眠等の症状があらわれ、トレードに支障をきたしたりします。

多くの場合は一過性で時間とともに改善しますが、マーケットの大暴落を思い出したくないのに何度も繰り替えし思い出したり(フラッシュバック)、今は、マーケットは落ち着きを取り戻しているのだと分かっていても、震えたり、驚いたり、胸がどきどきするような症状があらわれることがあります。

また、マーケットの大暴落を経験する可能性のあるトレードから遠ざかったり、マーケットの大暴落場面の重要な局面を思い出すことができなくなったりします。

会社や学校、トレード仲間との活動や人間関係から引きこもったり、喜怒哀楽といった感情が乏しくなり、まわりとの疎遠感や孤立感を感じたりします。

トレードに関する記憶力や集中力が低下するのも、トレード・トラウマによって引き起こされる症状です。このような症状により、トレードの継続が困難になったり、トレードでの成果(パフォーマンス)が低下したりします。