[投資全般]ファンドマネージャーが今、注目するトレード・レジリエンスとは?

ファンドマネージャーが今、注目するトレード・レジリエンスとは?

2014/02/14

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私は、今まで、証券の個人営業に携わる過程でたくさんの個人投資家の方々とお会いしてきました。

また、アナリストやファンドマネージャーという職種を経験する過程で、機関投資家に属するファンドマネージャーやディーラー、トレーダーの方々とお話する機会にも恵まれました。そこで、「トレードうつ(※)」にかかったり、「トレードハイ(※)」をコントロールできずに金銭的、心理的に大きな損失・被害を被り、投資の継続が困難になった人たちを見る一方、「トレードうつ」や「トレードハイ」をうまく予防・回避・コントロールし、投資を短期・中長期的に前向きに楽しみながら行い、資産を増やした投資の成功者の方々にもお会いしてきました。
 
(※)「トレードうつ」とは、筆者の造語であり、株式、為替、商品先物など価格変動商品の売買を通じて、うつ症状があらわれることと定義しています。
(※)「トレードハイ」とは、筆者の造語であり、株式、為替、商品先物など価格変動商品の売買を通じて、楽観、幸福感、気分の高揚、陶酔など、躁的でテンションの高い症状があらわれることと定義しています。
 

<ポジティブ投資を学ぶための「ポジティブ心理学」の探求>

前回の記事(記事「ファンドマネージャーが語る投資を楽しむ「ポジティブ投資学」とは?」)を参考にしていただければと思うのですが、

①マーケットの投資で成功するための要因や、マーケットの投資で成功している人達の共通要因を前向きに探し、そのプラス面を取り入れていくこと

②従来の心理学に加え、ポジティブ心理学の概念をマーケットの投資の分野などに積極的に適用・応用し、最終的にマーケットへの投資に前向きに活かしていくこと

③少しでも投資に関わる人たちが、最終的に明るく楽しい気持ちで、幸せを感じられるための投資に関連する研究を前向きに行うこと
 
『ポジティブ投資学』と定義した上で、その一環として、まだ心理学でも新しい分野である「ポジティブ心理学」がマーケットの投資にどのようにつながっているかを探るため、ポジティブ心理学でいう「現実的な楽観主義」を取り上げました。そこでは、「現実的な楽観主義」の概念と投資の成功者との共通要因を重ねあわせ、簡単に解説していきました。