[投資全般]「トレードハイ」の症状とは?投資に成功するメンタルマネジメント

「トレードハイ」の症状とは?投資に成功するメンタルマネジメント

2014/02/20

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「トレードハイ」になると、睡眠時間が短いのに、よく眠れたと感じ、また、いろいろな考えが頭の中にあふれて、関係のない話題を次から次へ話始めたりします。例えば、

個人投資家を相手にしているある証券の営業マンが「今日の相場(そうば)、高いよな~。そうばと言えば、信州「そば」はうまいんだけど、長野オリンピックでスキージャンプ男子が団体で金メダルとった年は、1998年で山一證券が破たんした翌年だったんだよね。山一證券があれば、山二、山三、山四證券とかもあるのかな、俺の子供は山五證券に入社できれば将来安泰なのになぁ。そうそうところで、昨日の恋愛ドラマ面白かったよね」と、わけのわからない漫才のような話題展開をし、まわりが呆気にとられていたこともありました。
 
「トレードハイ」の場合には、自分の資産と比較し、過度なポジションをとったり、低位株(表面の購入単価の低い株)や大型株、配当利回り株、安定成長株しか買わなかったような人が、普段買わないような値がさ株(表面の購入単価の高い株)、中小型株、高ベータ株(市場と比較し、変動率の高い株)を買ったりするようになります。また、リスク資産である新興国の株式や為替にも積極的に投資したりします。

また、PERが100倍を超えるようなファンダメンタルズ分析では、割高と見られる株を大きく買い付けたり、赤字企業や財務的に信用力が低く、普段では投資家に敬遠され、見向きもされないような企業に積極的にリスクをとり、投資したりします。

トレードハイの症状がひどくなると、過度に借金して株式に投資したり、信用取引※で、値がさ株、高ベータ株、中小型株を担保に、さらに値がさ株、高ベータ株、中小型株の信用買いを行ったりします。
 
※信用取引とは、自分の資金・有価証券などを担保にして、証券会社等からお金を借りて投資することを言い、信用取引を行えば自分の資産以上の取引ができます。
 
以上のような「トレードハイ」の症状が出ると、相場の上昇局面が継続すればいいのですが、マーケットが調整局面に入ったり、突如、急落したりした場合には、投資の成果・パフォーマンスが大きく落ち込み、投資資金が枯渇したり、借金を抱えたりして、投資継続が困難になったりします。また、心(メンタル)へのショックが大きすぎ、投資を行う意欲が湧いてこなかったりすることもあります。

次回は「トレードハイ」をうまくコントロールし、長期的に楽しみながら投資を行う方法としての「メンタルマネジメントのプロ」になる方法を考えてみます。
 
上記のコメントは筆者の個人的な見解であり、筆者が所属する会社または組織の見解ではございません。また個別銘柄の推奨、商品の投資勧誘を目的としたものではありませんのでご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。